【ご紹介】大田区 2019統一地方選挙 公開質問(大田障害者連絡会)

大田障害者連絡会は、障害の種別を超えた当事者、家族、支援者らにより構成される横断的なネットワーク組織です。

精神障害当事者会ポルケは、加盟組織であると同時に、当会代表が代表職を務めています。本日公示の統一地方選挙に際して、公開質問を各予定候補者に行いました。その回答をご紹介いたします。

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Q1: 障害福祉予算と財源について
障害福祉に関する公的支出が国内総生産(GDP)に対しての国際比較で、OECD加盟国で日本は極めて低い水準にあり、障害福祉に関する予算を引き上げていくことが大きな課題とされています。
一方、障害福祉予算を含めた社会保障費の増加が「財政の健全性にとって脅威」などの論調もあります。大田区の予算はどうあるべきかお考えをお聞かせください。

Q2:東京都障害者差別解消条例の推進に向けて
2018年10月に東京都は、社会全体で障害者への理解を深め、差別を解消する取組を推進することを定めた「東京都障害者への理解促進及び差別解消の推進に関する条例」を施行しました。
この条例は、障害者差別解消法の上積みとして、民間事業者の合理的配慮の提供が法的な義務として定められたことが特徴の一つとされています。
他方で、条例それ自体の認知がまだまだ進んでいないこと、一部の民間事業者から戸惑いの声も耳にします。大田区として、都条例の推進のために取り組むべきかお考えをお聞かせください。

大田区) 移動支事業者連絡会発足にあたってのお願い(要望書)

大田区と障害福祉サービスに関して懇談・意見交換を重ねてまいりました。
特に、昨年の懇談の折には、移動支援サービスの連絡会の設置を強く求めていたところでした。

来年度より、移動支援サービスに関する連絡会発足が行政主導により設置が予定されているとの情報を得たので、大田区障害福祉課宛に以下の要望書をお渡ししたのでご報告いたします。

ご意見、ご不明な点等ございましたら、お問い合わせフォームよりお願いします。


 

2019年3月12日

大田区 福祉部
障害福祉課 御中

精神障害当事者会ポルケ
代表 山田悠平

移動支事業者連絡会発足にあたってのお願い(要望書)

拝啓 日頃より大田区の障害者施策推進をいただきありがとうございます。私たちは精神障害当事者により運営をされる当事者団体です。大田区自立支援協議会の参画をはじめとして、大田区の障害福祉について、民の立場から行政及び議会に各種提言等に取り組んでまいりました。

当会は、2017年から複数回の行政懇談を重ね、移動支援事業者の連絡会創設を要望してまいりました。おかげさまで、来年度から区主導のもと、連絡会の実働が予定される見越しと耳にしています。他方で、精神障害者の移動支援サービスについて、改めて以下の点がより具体的な課題となっています。今後、事業者連絡会で下記の点について検討いただくよう働きかけのほどよろしくお願いします。

 

  • 精神障害者へのサービス提供を増やしてください

    行政の支給決定に対して、思い通りにサービスが利用できていません。受け入れの不足は深刻です。精神障害者の移動支援サービス利用者は身体介護を必要としないものも多く、事業者には非常に割に合わない仕事のようで、対応する事業者が他の障害と比較しても特に少ないです。報酬単価を上げてください。

また、決まった曜日、時間帯での利用に限らないので、往々にして固定シフトではお願いできないことで事業者からはさらに敬遠されがちです。そういった課題意識を当事者が有していることを改めて認識してください。

 

  • 複数事業者との簡易な連絡体制構築を希望します

    サービス利用のために複数事業者に依頼することがあります。その連絡調整は、当事者には負担となっています。複数事業者との連絡ツールや方法について、簡易になるような仕組みづくりをお願いします。

  • 移動支援従業者養成研修における精神障害の扱い

    知的障害者移動支援従業者養成研修の修了制度は、大田区では精神障害者の移動支援サービスの提供資格の担保となっています。しかし、この研修では精神障害に対する学びやケアについて、触れることはほぼありません。精神障害者へのサービス提供を見据えて、研修実施をする事業者は精神障害のことも扱うように働きかけをお願いします。

  • 事業者リスト整備について

    サービス提供の事業者を探す際、大田区から事業者リストの提供があります。そのリストに基づいて、多くの障害当事者や家族はサービスを提供してもらえる事業者を探します。しかし、そのリストはいささか勝手が悪いものです。(例:字がとても小さい。移動支援事業の身体介護を扱うか否かの項目がない、電話番号が通じないものがあるなどの報告があります)提供リストについての改善の働きかけをお願いします。なお。現在、当会では、現実的に活用できるリストを再整備する取り組みを計画中です。

  • 利用者との懇談会を開催してください

    サービス提供側の悩みや課題意識もおありかと思います。今後、大田区でより良いサービスが広がるために、利用者と平場で対話できる機会をぜひ作ってほしいです。

以上

 

【要望書公開】大田区障害者権利条例を作る会主催 大田区議会との懇談

2019年3月12日大田区障害者権利条例をつくる会が主催する大田区議会議員との懇談会に参加しました。

条例に関連して、福祉サービスの利用実態に関して、意見をお届けしました。
この間、行政・議会への要望書類は公開をしてこなかったのですが、今後なるべく公開をと思います。


2019年3月12日

 

各 位

精神障害当事者会ポルケ
代表 山田悠平

大田区の障害福祉施策のさらなる推進に向けて(要望書)

拝啓 日頃より大田区の障害者施策推進をいただきありがとうございます。私たちは精神障害当事者により運営をされる当事者団体です。大田区自立支援協議会の参画をはじめとして、大田区の障害福祉について、民の立場から行政及び議会に各種提言等に取り組んでまいりました。

さて、本日の懇談にあたり、今後大田区での障害福祉施策推進のために、いくつか要望事項を取りまとめいたしました。今後のさらなる施策推進として、お取り上げいただけますと幸甚です。よろしくお願いします。

敬具

(1)大田障害者権利条例制定に向けて審議加速をお願いします

障害当事者・家族の意見が反映された条例を望みます。区内のニーズや意見聴取に関しては、大田区障害者権利条例を作る会(以下、作る会)が、多様な障害者団体や福祉施設に訪問をしてヒアリングを行っています。作る会でとりまとめている素案は、区民ニーズを代表する正統性を持っています。議会審議の際は、作る会の素案を尊重した審議をお願いします。

 

(2)東京都差別解消条例を推進するために期待される大田区としての取り組み

東京都では昨年、2018年10月に東京都差別解消条例(以下、都条例)を施行しました。民間事業者への合理的配慮の提供が法的義務として定められるなど、障害者差別解消法の上積みは評価できるものです。他方で、都条例の認知不足や一部の民間事業者から戸惑いの声があがるなど、推進には課題が残っています。都条例の推進のためには、区としてもさらなる環境整備が必要です。民間事業者が実施する障害理解のための啓発プログラム実施やバリアフリー対応改築工事等について、区独自の補助制度を制定するよう希望します。区の条例上規定されることはなお望ましいと考えます。

また、この間、当会は障害福祉課所属の大田区職員を障害者差別解消法、都条例に基づき、障害を事由とした差別案件として相談申し立てを行っています。障害差別の相談に関する担当所管は障害福祉領域に限られており、利益相反がないか疑義が生じています。差別案件対しての相談窓口を総務課、人権・男女平等課等にも併設してください。

(3) 来年度の大田区内の移動支援事業者の連絡協議会発足にあたり

当会は、2017年から複数回の行政懇談を重ね、移動支援事業者の連絡会創設を要望してまいりました。おかげさまで、来年度から行政主導ではありますが、実働が予定される見越しとなりました。他方で、精神障害者の福祉サービス利用全般について、改めて以下の点がより具体的な課題となっています。議会審議の際には、最大限のご留意をいただき、制度運用や仕組みの改善をお願いします。

 

  • サービスの利用申請に対して

サービスの利用申請にあたり、大田区職員の事前の聞き取りが行われています。制度利用が可能かの要否の情報提供がある一方で、申請の抑制としても機能してしまっていることに憂慮しています。同様の相談が当会には複数寄せられています。窓口対応の抑制により、統計上において潜在的な区民ニーズが見えなくさせられ、ひいては制度改訂の政策的判断を見誤らせるもの恐れがあります。運用上のルールは尊重されるべきですが、申請それ自体を拒む理由にはならないはずです。抜本的な実態調査をお願いします。

 

  • サービス提供する事業者及びヘルパーの数の不足

行政の支給決定に対して、思い通りにサービスが利用できていません。受け入れの不足は深刻です。精神障害者の移動支援サービス利用者は身体介護を必要としないものも多く、事業者には非常に割に合わない仕事のようで、対応する事業者が他の障害と比較しても特に少ないです。また、決まった曜日、時間帯での利用に限らないので、往々にして固定シフトではお願いできないことで事業者からはさらに敬遠されがちです。

体調の極端の悪化を防ぐにも適度な外出機会は精神障害者にとっても重要です。区としてもヘルパー不足解消に向けてのさらなる推進をお願いします。

 

  • 移動支援従業者養成研修における精神障害の扱い

知的障害者移動支援従業者養成研修の修了制度は、大田区では精神障害者の移動支援サービスの提供資格の担保となっています。しかし、この研修では精神障害に対する学びやケアについて、触れることはほぼありません。精神障害者へのサービス提供を見据えて、特に区が実施する研修では精神障害のことも扱うように働きかけをお願いします。

 

  • 事業者リスト

サービス提供の事業者を探す際、大田区から事業者リストの提供があります。そのリストに基づいて、多くの障害当事者や家族はサービスを提供してもらえる事業者を探します。しかし、そのリストは勝手が悪いものです。(例:字がとても小さい。移動支援事業の身体介護を扱うか否かの項目がない、電話番号が通じないものがあるなどの報告があります)区民がしっかりと活用できる資料を提供するように働きかけをお願いします。

以上

 

【続報・話し合い報告】精神障害者就労定着支援連絡会での障害当事者の 参加拒否に関して

本件に関する続報をご報告します。(2019年3月6日)


2019年3月4日、私たちの要請に基づき、大田区内にて話し合いの場が開かれました。

東京都職員2名、大田区職員1名、NPO法人まひろから2名、当会から3名の参加がありました。

結論から申し上げますと、非常に受け入れ難いものとなりました。

<公開セミナーへの障害者の参加を拒絶したこ>

話し合いの中で、NPO法人まひろ理事長の根本からは「これは差別ではない」といった意見表明があり、わたしたちは到底納得ができませんでした。

また、その決定が、関係者の事務局会議で行われたことが露呈しました。
(会議の議事録にも残っているようです)

わたしたちは、彼ら全員との対話を要請しましたが、根本らは拒絶をしました。

同席した大田区職員からも謝罪の言葉はなく、「残念なことになっている」とのコメントに終始し、主体性のない事流れ主義な発言に終始していました。

会議設置者の東京都を含む三者からは、「不快な思いをさせてしまったこと」への謝罪の言葉はありましたが、差別行為をしたことへの謝罪の言葉は一切なかっただけではなく、根本に至っては「差別ではない」との表明には強い憤りを覚えます。

<事案発生後の対応について>

事案発生後、根本らは電話のひとつもしてこなかったわけですが、対応の怠惰について認めさせました。

その怠惰を組織対応の問題として認めさせ、継続した話し合いを約束させました。

<今後について>

東京都差別解消条例が定める調整委員会へのあっせん申し立てを要請しています。

同日、本件に関わった大田区職員を障害者差別解消法のスキームに則り、大田区へ相談(通報)をしました。

なお、福祉関係者・メディア関係者等から問い合わせが来ておりますが、すべてを個別対応できない場合があります。

あしからず、ご承知おきください。

精神障害当事者会ポルケ
代表 山田悠平(文責)

(2019年3月6日)


本件に関する詳報と続報をご報告します。(2019年2月22日)


精神障害当事者会ポルケでは、今年度からの障害者雇用促進法改正により精神障害者保健福祉手帳所持者へのインセンティブが働いていること、また一連の中央省庁の障害者雇用水増し問題もあり、障害者雇用の基礎知識、雇用の場面での障害理解や合理的配慮のあり方、伝え方等について学習活動やお話会ワークショップを開催してきました。精神障害者の雇用定着は他障害のそれより著しく低い状況にあり、私たちも雇用環境での合理的配慮の内実やその獲得のプロセスについて関心を寄せてきました。

それらの報告書を携えて、地元行政の障害者雇用を担当する窓口と懇談も行ってきました。ひとえに、精神障害者の雇用環境が良い方向になるようにそういう思いでした。そういった経過もあり、行政の担当者から、直接第4回精神障がい者就労定着支援連絡会の公開セミナーのお誘いをいただきました。チラシは下記になります。

なお、こちらの連絡会は東京都が設置をした会議体で、東京都の行政区画で6つ運用されています。精神科医療機関、就労支援機関、企業、学識経験者などによる事務局会議をもうけ、企画から運営まで精神障害者が働き続けるため連絡会の開催と、連携のあり方や支援ツールを検討しているとされています。

チラシの対象という表記に、障害当事者の表記がなかったので、念のため、参加が可能かを紹介先に問い合わせました。初めて参加することもあり、やり取りの中で会の雰囲気を知りたいというところもありました。

その後判明したのですが、先述の行政担当者は事務局会議のメンバーでもあり、問い合わせ、掛け合ってもらいました。メールの返信の限りでは、「たぶんNGということはないと思いますが、念のため確認します」そういう流れでした。

しかし、残念なことに、「参加いただく企業が精神障がい自体に理解が無い、力量がないこと。連絡会では合理的配慮をベースに当事者、支援者、企業、医療機関に連携して使っていただけるツールを模索していて、将来的には当事者にもご意見をいただきたいが現状では受け止めるだけの能力が事務局側にもないこと」として、参加それ自体を拒絶されてしまいました。

私達はもちろん、なにか騒ぎ立てるつもりもなく、むしろ勉強させていただいて、前向きな意見交換もできたら嬉しい、そういう心づもりでした。

運営メンバーと協議をし、本件は障害を理由にした差別案件という確認をし、翌日代表が事務局表記にあるNPO法人まひろが運営するアイ‐キャリアに電話をして、その真意を確認しました。

結論は同じでした。
電話対応した事務局員はチラシ文言を持ち出して説明をしました。
「『企業・支援機関・医療機関の効果的な連携のために』とある。当事者の参加は遠慮いただきたい。」
とのことでした。

「『遠慮いただきたい』というのは、参加できないということか」という質問に対して、参加できない旨をはっきりと明言されました。

これは明らかな障害者差別であり、抗議文を送付するので内部で一旦検討してほしい。と伝え、電話を切りました。

その抗議文は以下になります。


精神障害当事者会ポルケ(以下、当会)は、精神障害当事者により構成される東京の城南エリアを中心に活動する障害当事者団体です。

貴法人が管轄する障害者就業・生活支援センター アイ-キャリアが事務局を務める精神障がい者就労定着支援連絡会の平成30年度第4回(2月19日)開催に際して、当会メンバーの障害当事者の参加を拒絶したことに抗議します。「参加いただく企業が精神障がい自体に理解が無い、力量がないこと。連絡会では合理的配慮をベースに当事者、支援者、企業、医療機関に連携して使っていただけるツールを模索していて、将来的には当事者にもご意見をいただきたいが現状では受け止めるだけの能力が事務局側にもないこと」として、企業側等の力量不足を原因とし、また事務局に「受け止める能力がない」として、当事者の会合参加そのものの拒否の合理化は、障害者排除そのものであり、差別的な態度と言わざるを得ません。

また、従前からの当事者参画を踏まえないツール開発の姿勢に強く抗議し、当事者参画の考えを改めるよう強く求めます。国は障害者就労施策を以下のように規定しています。「障害のある人が障害のない人と同様、その能力と適性に応じた雇用の場に就き、地域で自立した生活を送ることができるような社会の実現を目指し、障害のある人の雇用対策を総合的に推進しています。」つまり、障害者就労は障害者の権利に関わることであり、私たち障害者団体の参画は当然認められるべきです。

精神障害者の障害者雇用の定着率の低さは、目下大きな課題であり、連絡会が果たすべき役割は非常に高いことは重々理解しております。当会は障害者就労にかかる支援、職場での合理的配慮等段階ステージで意見交換・解決案をまとめたワークショップなどを開催してきました。報告レポートは担当所管を通じてお伝えしているところです。当会は対話と協働の姿勢で社会課題の解決に関わる意思を表明しつつ、貴法人の当事者参画にかかる姿勢に重ねて強く抗議します。会議開催前日の2月18日(月)までに以下の連絡先に文章での誠意ある回答を求めます。


その後、本抗議文をホームページに掲載しました。
福祉関係者が差別を行ったという事態を私達は深く傷つき、そのことを世に問いたいと思ったからです。

地域の福祉や市民活動関係者から複数電話が寄せられました。
心配をいただく声と同時に当該法人の理事長からの伝言などもあり、正直いささか混乱もしました。

回答文は同日夕方に寄せられました。


第4回精神障害者就労定着支援連絡会にかかる障害当事者の
参加拒否に関しての公開抗議に対する回答

2019年2月1日付の抗議文をいただきましたことに対してご回答させていただきます。
当連絡会事務局会議において、事務局員の方から貴会のご参加についてのお申し出を頂戴し、要綱等を確認させていただきましたところ、対象とならないのではないかと判断いたしました。併せて、当事者の方の声をお聞かせいただくことは不可欠との考えのもと、連絡会におけるツールの検討におきましては、試行していただく当事者の方からもきちんと意見をいただいて参りたいとの結論となっておりました。
しかしながら、これらの回答について、貴会へ事務局員からご返答させていただく際に不適切な回答があり、ご抗議を頂くことになってしまいましたことについて、大変申し訳なく謝罪をさせて頂きたく存じます。
事務局として要綱等の確認を委託元に改めて行わせていただきましたところ連絡会への参加は可能であるとのことでしたので、是非当日のお申し込みを頂きたく存じます。
連絡会事務局といたしましては、さらなる精神障害者の就労と定着をご支援させて頂くべく努めて参りますので、引き続きの御協力をお願い申し上げます。


私たちは当事者参画それ以前の問題として、障害を理由にした排除、差別を問うたつもりでしたが、まるで「参加するしないは要綱等の確認ミス」という説明と不明瞭な謝罪回答に到底納得ができませんでした。

私たちは、公開セミナーに参加できる、できないを焦点化したつもりではありませんでした。公的設置の会議体が障害を理由にして、公開セミナーへの当事者の参加を拒絶したその重大さに気づいてもらえていないことに理解するまでに時間を要しました。

他方で、紹介元の行政からも連絡があり、一連の経緯となぜ私達が抗議をしているか直接説明をしました。

その後、運営メンバーで協議をし、公開抗議という形態でのやりとりをとらず、直接お会いして、お話をして真意をお伝えしようという結論に足りました。
その旨を伝えた文面を部分引用します。


要綱の確認ミスと手続きの話に矮小化されたことは残念でなりません。
要綱の読み取り如何にせよ、公的設置の会議体が運営するセミナーで、障害者という立場を持つ者の参加を拒絶したことは差別的扱いであったと思います。
引き続き文公開抗議文を対応することも検討しましたが、ご了承いただければお顔をあわせてお話を出来ればと思います。
事実関係の確認とひろく再発防止のありかたについてお話を希望いたします。
ご検討ください。
また、来週19日のセミナーが来週に差し迫っている中で、このタイミングでは相互信頼を回復することに困難が予想されます
19日の出席は遺憾ですが見合せます。
今回の件は、まひろさん(※当該法人)のことを従前から知っておりましたし、他の当事者会との話でも評判を耳にするところでした。
それだけに本当に残念でした。
行政の方を通じてのお話にとどまらず、お電話口で対応いただきた事務局のお考えもかたくなのようだったので、今回このような形をとりました。
本件は当事者参画以前の問題です。
繰り返しますが、その意図に関わらず福祉関係者が排除に加担したことは残念でなりません。

話し合いの場をもつか否かご返信ください。


それに対しての回答は以下の通りでした。


お話しさせていただくというお申し出、
わたしも是非お目にかかりお話をさせていただきたいと思っておりまし
た。

ただ、もうお聞き及びと思いますが、
年度末というだけではなく、法人としての変革期となっており
さらに、私自身の体調も芳しくない状況です

拒絶や排除という思いが根底にないことはご了解いただいていると思い
ますし
今回のことだけではなく、今後も含め
緩やかに時間をかけてお話をさせていただければと思っておりますので
、温かくなってからお目にかかるということではいかがでしょうか?

体調の動きが読めないなか、いつ という名言ができないこと申し訳な
いのですが、ご了承いただければ幸いです。

団体としてのお立場もあるあるやもしれません
何かございましたら ご連絡くださいませ

(原文ママ)


人間いろいろ事情はあるものです。
誤字と改行のバランスからよほど体調が悪いのかと心配になります。
ただ、温かく(暖かく?)なってから会いたい、と随分な回答でした。

また、共通の知人を介して、体調が冴えないこと(不眠で通院をしていること)などが伝わってきました。
何より残念なのは、この間理事長本人はもとより、事務局スタッフからも電話は一切ありませんでした。

私達は精神障害の当事者組織です。
まるで、精神疾患を患ったことで、加害行為への情状酌量を訴えられているようで、とても当惑しました。
一方で、どこか謝罪もどこか形式的なものに思えてなりませんでしたし、関係者に電話する時間と余力があるのなら、なぜ電話のひとつもできないのかと、差別行為そのもの以上に恨めしい気持ちになりました。

その間、とても複雑な気持ちでしたが電話をかけたこともありました。
取り次いだスタッフは、「理事長は不在にしています。またなにかあれば連絡します」とのことでした。
その回答が、「暖かくなってから会いたい」とは本当に筆舌に尽くしがたい気持ちでいっぱいでした。

私たちが考えていること、思っていることがここまで伝わらないことに悲しさすら覚えました。

代表の私のもとには、複数の関係者から意見が寄せられていました。
「これは抗議するほどのことなのか」
「大人な対応をしろ、しっかり相手と話せないのか」
といった類の先方の考えを多分に組み入れた「善意」ある忠告メッセージが寄せられてきました。

このことがなにより、一層の悲しい気持ち、怒りの気持ちにさせ、私(=代表)は体調への深刻な影響も与える状況となりました。(なっています)

いっそのこと、妥協して暖かくなるのを待とうかと思いましたが、東京都に勇気を持って相談に行くことにしました。

行政の方は電話対応してくださった方から含めて、一様に事態の深刻さをご理解いただき、その日のうちに担当課長ともお会いをし、経緯説明となにに困っているかをお伝えさせていただきました。

その際に、差別解消担当の係の方にもお話を聞いていただき、本件の直接差別性、事案を生じた際の建設的対話の不履行に対しての指摘にも十分なご理解をいただけました。

私達は、東京都に対して、東京都職員同席のもと、事務局会議のメンバーの大田区担当者、NPO法人まひろ(連絡会担当事務局)、精神障害当事者会ポルケによる協議の場を要請しました。

その日は一旦検討ということで引き取っていただきましたが、翌日には要請通り、協議の場が開かれる方向で、NPO法人まひろに指導・助言をしていただけることとなりました。

暖かくなってからがよいと、あれだけの後ろ向きな態度だったので期待もしていなかったのですが、なんとその日のうちに電話がかかってきました。

ちなみに、私は勤務があったのですが、約2時間の間に当該の複数の法人の電話番号から10回以上にのぼっての着信があり、とても薄気味が悪い思いをしました。

それまでに、電話をかけてこなかったのが、監督行政からの一言でここまで態度を一変させたことに、怒りの気持ちを超えて呆れた気持ちすら覚えます。

私たちは、今回のことはとてもおかしいことだと思っています。

障害者差別解消法や東京都差別解消条例に照らしても、明らかな直接差別です。
しかも、これが行政設置の会議体の事務局会議によって合意されたプロセスで起きたということです。

私たちはちゃんと彼らの言葉を聞いてみたいと思っています。
事務局会議でなにが起きていたのか、より詳しい状況を知りたいと思っています。事実を隠蔽することなく、詳らかにしてほしいと思っています。

障害福祉に携わるものがむしろ障害者を差別をし、その事実を矮小化し、その行き違い(百歩譲ってです)の解消に向き合わない。
そして、一部のその周辺の関係者の事流れ主義の「忠告」。

こういう地域に私たちは暮らしていると思うと、なんともやるせない気持ちになります。

そして、こういう事も含めて、彼らに「対話」として接しなくてはいけないことについて、なんと答えてくれるでしょうか?

団名にあるポルケはスペイン語で、なんでだろう、疑問といった意味です。
この間、当事者としての声に耳を傾け、ともに怒り、励ましの応援してくれる会員や関係者に心より御礼を申し上げます。
私はどこかブレてしまいそうなところを大いに支えてもらえました。

状況、また追って報告致したいと思います。

精神障害当事者会ポルケ
代表 山田悠平(文責)

(2019年2月22日)


 

【詳報】東京都設置の精神障がい者就労定着支援連絡会に係る直接差別案件について

本件に関する詳報と続報をご報告します。(2019年2月22日)


精神障害当事者会ポルケでは、今年度からの障害者雇用促進法改正により精神障害者保健福祉手帳所持者へのインセンティブが働いていること、また一連の中央省庁の障害者雇用水増し問題もあり、障害者雇用の基礎知識、雇用の場面での障害理解や合理的配慮のあり方、伝え方等について学習活動やお話会ワークショップを開催してきました。精神障害者の雇用定着は他障害のそれより著しく低い状況にあり、私たちも雇用環境での合理的配慮の内実やその獲得のプロセスについて関心を寄せてきました。

それらの報告書を携えて、地元行政の障害者雇用を担当する窓口と懇談も行ってきました。ひとえに、精神障害者の雇用環境が良い方向になるようにそういう思いでした。そういった経過もあり、行政の担当者から、直接第4回精神障がい者就労定着支援連絡会の公開セミナーのお誘いをいただきました。チラシは下記になります。

なお、こちらの連絡会は東京都が設置をした会議体で、東京都の行政区画で6つ運用されています。精神科医療機関、就労支援機関、企業、学識経験者などによる事務局会議をもうけ、企画から運営まで精神障害者が働き続けるため連絡会の開催と、連携のあり方や支援ツールを検討しているとされています。

チラシの対象という表記に、障害当事者の表記がなかったので、念のため、参加が可能かを紹介先に問い合わせました。初めて参加することもあり、やり取りの中で会の雰囲気を知りたいというところもありました。

その後判明したのですが、先述の行政担当者は事務局会議のメンバーでもあり、問い合わせ、掛け合ってもらいました。メールの返信の限りでは、「たぶんNGということはないと思いますが、念のため確認します」そういう流れでした。

しかし、残念なことに、「参加いただく企業が精神障がい自体に理解が無い、力量がないこと。連絡会では合理的配慮をベースに当事者、支援者、企業、医療機関に連携して使っていただけるツールを模索していて、将来的には当事者にもご意見をいただきたいが現状では受け止めるだけの能力が事務局側にもないこと」として、参加それ自体を拒絶されてしまいました。

私達はもちろん、なにか騒ぎ立てるつもりもなく、むしろ勉強させていただいて、前向きな意見交換もできたら嬉しい、そういう心づもりでした。

運営メンバーと協議をし、本件は障害を理由にした差別案件という確認をし、翌日代表が事務局表記にあるNPO法人まひろが運営するアイ‐キャリアに電話をして、その真意を確認しました。

結論は同じでした。
電話対応した事務局員はチラシ文言を持ち出して説明をしました。
「『企業・支援機関・医療機関の効果的な連携のために』とある。当事者の参加は遠慮いただきたい。」
とのことでした。

「『遠慮いただきたい』というのは、参加できないということか」という質問に対して、参加できない旨をはっきりと明言されました。

これは明らかな障害者差別であり、抗議文を送付するので内部で一旦検討してほしい。と伝え、電話を切りました。

その抗議文は以下になります。


精神障害当事者会ポルケ(以下、当会)は、精神障害当事者により構成される東京の城南エリアを中心に活動する障害当事者団体です。

貴法人が管轄する障害者就業・生活支援センター アイ-キャリアが事務局を務める精神障がい者就労定着支援連絡会の平成30年度第4回(2月19日)開催に際して、当会メンバーの障害当事者の参加を拒絶したことに抗議します。「参加いただく企業が精神障がい自体に理解が無い、力量がないこと。連絡会では合理的配慮をベースに当事者、支援者、企業、医療機関に連携して使っていただけるツールを模索していて、将来的には当事者にもご意見をいただきたいが現状では受け止めるだけの能力が事務局側にもないこと」として、企業側等の力量不足を原因とし、また事務局に「受け止める能力がない」として、当事者の会合参加そのものの拒否の合理化は、障害者排除そのものであり、差別的な態度と言わざるを得ません。

また、従前からの当事者参画を踏まえないツール開発の姿勢に強く抗議し、当事者参画の考えを改めるよう強く求めます。国は障害者就労施策を以下のように規定しています。「障害のある人が障害のない人と同様、その能力と適性に応じた雇用の場に就き、地域で自立した生活を送ることができるような社会の実現を目指し、障害のある人の雇用対策を総合的に推進しています。」つまり、障害者就労は障害者の権利に関わることであり、私たち障害者団体の参画は当然認められるべきです。

精神障害者の障害者雇用の定着率の低さは、目下大きな課題であり、連絡会が果たすべき役割は非常に高いことは重々理解しております。当会は障害者就労にかかる支援、職場での合理的配慮等段階ステージで意見交換・解決案をまとめたワークショップなどを開催してきました。報告レポートは担当所管を通じてお伝えしているところです。当会は対話と協働の姿勢で社会課題の解決に関わる意思を表明しつつ、貴法人の当事者参画にかかる姿勢に重ねて強く抗議します。会議開催前日の2月18日(月)までに以下の連絡先に文章での誠意ある回答を求めます。


その後、本抗議文をホームページに掲載しました。
福祉関係者が差別を行ったという事態を私達は深く傷つき、そのことを世に問いたいと思ったからです。

地域の福祉や市民活動関係者から複数電話が寄せられました。
心配をいただく声と同時に当該法人の理事長からの伝言などもあり、正直いささか混乱もしました。

回答文は同日夕方に寄せられました。


第4回精神障害者就労定着支援連絡会にかかる障害当事者の
参加拒否に関しての公開抗議に対する回答

2019年2月1日付の抗議文をいただきましたことに対してご回答させていただきます。
当連絡会事務局会議において、事務局員の方から貴会のご参加についてのお申し出を頂戴し、要綱等を確認させていただきましたところ、対象とならないのではないかと判断いたしました。併せて、当事者の方の声をお聞かせいただくことは不可欠との考えのもと、連絡会におけるツールの検討におきましては、試行していただく当事者の方からもきちんと意見をいただいて参りたいとの結論となっておりました。
しかしながら、これらの回答について、貴会へ事務局員からご返答させていただく際に不適切な回答があり、ご抗議を頂くことになってしまいましたことについて、大変申し訳なく謝罪をさせて頂きたく存じます。
事務局として要綱等の確認を委託元に改めて行わせていただきましたところ連絡会への参加は可能であるとのことでしたので、是非当日のお申し込みを頂きたく存じます。
連絡会事務局といたしましては、さらなる精神障害者の就労と定着をご支援させて頂くべく努めて参りますので、引き続きの御協力をお願い申し上げます。


私たちは当事者参画それ以前の問題として、障害を理由にした排除、差別を問うたつもりでしたが、まるで「参加するしないは要綱等の確認ミス」という説明と不明瞭な謝罪回答に到底納得ができませんでした。

私たちは、公開セミナーに参加できる、できないを焦点化したつもりではありませんでした。公的設置の会議体が障害を理由にして、公開セミナーへの当事者の参加を拒絶したその重大さに気づいてもらえていないことに理解するまでに時間を要しました。

他方で、紹介元の行政からも連絡があり、一連の経緯となぜ私達が抗議をしているか直接説明をしました。

その後、運営メンバーで協議をし、公開抗議という形態でのやりとりをとらず、直接お会いして、お話をして真意をお伝えしようという結論に足りました。
その旨を伝えた文面を部分引用します。


要綱の確認ミスと手続きの話に矮小化されたことは残念でなりません。
要綱の読み取り如何にせよ、公的設置の会議体が運営するセミナーで、障害者という立場を持つ者の参加を拒絶したことは差別的扱いであったと思います。
引き続き文公開抗議文を対応することも検討しましたが、ご了承いただければお顔をあわせてお話を出来ればと思います。
事実関係の確認とひろく再発防止のありかたについてお話を希望いたします。
ご検討ください。
また、来週19日のセミナーが来週に差し迫っている中で、このタイミングでは相互信頼を回復することに困難が予想されます
19日の出席は遺憾ですが見合せます。
今回の件は、まひろさん(※当該法人)のことを従前から知っておりましたし、他の当事者会との話でも評判を耳にするところでした。
それだけに本当に残念でした。
行政の方を通じてのお話にとどまらず、お電話口で対応いただきた事務局のお考えもかたくなのようだったので、今回このような形をとりました。
本件は当事者参画以前の問題です。
繰り返しますが、その意図に関わらず福祉関係者が排除に加担したことは残念でなりません。
話し合いの場をもつか否かご返信ください。


それに対しての回答は以下の通りでした。


お話しさせていただくというお申し出、
わたしも是非お目にかかりお話をさせていただきたいと思っておりまし
た。

ただ、もうお聞き及びと思いますが、
年度末というだけではなく、法人としての変革期となっており
さらに、私自身の体調も芳しくない状況です

拒絶や排除という思いが根底にないことはご了解いただいていると思い
ますし
今回のことだけではなく、今後も含め
緩やかに時間をかけてお話をさせていただければと思っておりますので
、温かくなってからお目にかかるということではいかがでしょうか?

体調の動きが読めないなか、いつ という名言ができないこと申し訳な
いのですが、ご了承いただければ幸いです。

団体としてのお立場もあるあるやもしれません
何かございましたら ご連絡くださいませ

(原文ママ)


人間いろいろ事情はあるものです。
誤字と改行のバランスからよほど体調が悪いのかと心配になります。
ただ、温かく(暖かく?)なってから会いたい、と随分な回答でした。

また、共通の知人を介して、体調が冴えないこと(不眠で通院をしていること)などが伝わってきました。
何より残念なのは、この間理事長本人はもとより、事務局スタッフからも電話は一切ありませんでした。

私達は精神障害の当事者組織です。
まるで、精神疾患を患ったことで、加害行為への情状酌量を訴えられているようで、とても当惑しました。
一方で、どこか謝罪もどこか形式的なものに思えてなりませんでしたし、関係者に電話する時間と余力があるのなら、なぜ電話のひとつもできないのかと、差別行為そのもの以上に恨めしい気持ちになりました。

その間、とても複雑な気持ちでしたが電話をかけたこともありました。
取り次いだスタッフは、「理事長は不在にしています。またなにかあれば連絡します」とのことでした。
その回答が、「暖かくなってから会いたい」とは本当に筆舌に尽くしがたい気持ちでいっぱいでした。

私たちが考えていること、思っていることがここまで伝わらないことに悲しさすら覚えました。

代表の私のもとには、複数の関係者から意見が寄せられていました。
「これは抗議するほどのことなのか」
「大人な対応をしろ、しっかり相手と話せないのか」
といった類の先方の考えを多分に組み入れた「善意」ある忠告メッセージが寄せられてきました。

このことがなにより、一層の悲しい気持ち、怒りの気持ちにさせ、私(=代表)は体調への深刻な影響も与える状況となりました。(なっています)

いっそのこと、妥協して暖かくなるのを待とうかと思いましたが、東京都に勇気を持って相談に行くことにしました。

行政の方は電話対応してくださった方から含めて、一様に事態の深刻さをご理解いただき、その日のうちに担当課長ともお会いをし、経緯説明となにに困っているかをお伝えさせていただきました。

その際に、差別解消担当の係の方にもお話を聞いていただき、本件の直接差別性、事案を生じた際の建設的対話の不履行に対しての指摘にも十分なご理解をいただけました。

私達は、東京都に対して、東京都職員同席のもと、事務局会議のメンバーの大田区担当者、NPO法人まひろ(連絡会担当事務局)、精神障害当事者会ポルケによる協議の場を要請しました。

その日は一旦検討ということで引き取っていただきましたが、翌日には要請通り、協議の場が開かれる方向で、NPO法人まひろに指導・助言をしていただけることとなりました。

暖かくなってからがよいと、あれだけの後ろ向きな態度だったので期待もしていなかったのですが、なんとその日のうちに電話がかかってきました。

ちなみに、私は勤務があったのですが、約2時間の間に当該の複数の法人の電話番号から10回以上にのぼっての着信があり、とても薄気味が悪い思いをしました。

それまでに、電話をかけてこなかったのが、監督行政からの一言でここまで態度を一変させたことに、怒りの気持ちを超えて呆れた気持ちすら覚えます。

私たちは、今回のことはとてもおかしいことだと思っています。

障害者差別解消法や東京都差別解消条例に照らしても、明らかな直接差別です。
しかも、これが行政設置の会議体の事務局会議によって合意されたプロセスで起きたということです。

私たちはちゃんと彼らの言葉を聞いてみたいと思っています。
事務局会議でなにが起きていたのか、より詳しい状況を知りたいと思っています。事実を隠蔽することなく、詳らかにしてほしいと思っています。

障害福祉に携わるものがむしろ障害者を差別をし、その事実を矮小化し、その行き違い(百歩譲ってです)の解消に向き合わない。
そして、一部のその周辺の関係者の事流れ主義の「忠告」。

こういう地域に私たちは暮らしていると思うと、なんともやるせない気持ちになります。

そして、こういう事も含めて、彼らに「対話」として接しなくてはいけないことについて、なんと答えてくれるでしょうか?

団名にあるポルケはスペイン語で、なんでだろう、疑問といった意味です。
この間、当事者としての声に耳を傾け、ともに怒り、励ましの応援してくれる会員や関係者に心より御礼を申し上げます。
私はどこかブレてしまいそうなところを大いに支えてもらえました。

状況、また追って報告致したいと思います。

精神障害当事者会ポルケ
代表 山田悠平(文責)

(2019年2月22日)


 

【ご報告】第4回精神障がい者就労定着支援連絡会にかかる 障害当事者の参加拒否に関しての公開抗議文

精神障害当事者会ポルケは、2019年2月1日付で以下の抗議文をNPO法人まひろの根本真理子理事長宛に送付しましたことをご報告します。


精神障害当事者会ポルケ(以下、当会)は、精神障害当事者により構成される東京の城南エリアを中心に活動する障害当事者団体です。

貴法人が管轄する障害者就業・生活支援センター アイ-キャリアが事務局を務める精神障がい者就労定着支援連絡会の平成30年度第4回(2月19日)開催に際して、当会メンバーの障害当事者の参加を拒絶したことに抗議します。「参加いただく企業が精神障がい自体に理解が無い、力量がないこと。連絡会では合理的配慮をベースに当事者、支援者、企業、医療機関に連携して使っていただけるツールを模索していて、将来的には当事者にもご意見をいただきたいが現状では受け止めるだけの能力が事務局側にもないこと」として、企業側等の力量不足を原因とし、また事務局に「受け止める能力がない」として、当事者の会合参加そのものの拒否の合理化は、障害者排除そのものであり、差別的な態度と言わざるを得ません。

また、従前からの当事者参画を踏まえないツール開発の姿勢に強く抗議し、当事者参画の考えを改めるよう強く求めます。国は障害者就労施策を以下のように規定しています。「障害のある人が障害のない人と同様、その能力と適性に応じた雇用の場に就き、地域で自立した生活を送ることができるような社会の実現を目指し、障害のある人の雇用対策を総合的に推進しています。」つまり、障害者就労は障害者の権利に関わることであり、私たち障害者団体の参画は当然認められるべきです。

精神障害者の障害者雇用の定着率の低さは、目下大きな課題であり、連絡会が果たすべき役割は非常に高いことは重々理解しております。当会は障害者就労にかかる支援、職場での合理的配慮等段階ステージで意見交換・解決案をまとめたワークショップなどを開催してきました。報告レポートは担当所管を通じてお伝えしているところです。当会は対話と協働の姿勢で社会課題の解決に関わる意思を表明しつつ、貴法人の当事者参画にかかる姿勢に重ねて強く抗議します。会議開催前日の2月18日(月)までに以下の連絡先に文章での誠意ある回答を求めます。

送付文書のファイルは以下です。
20190201第4回精神障がい者就労定着支援連絡会にかかる抗議文

「私」の思いを言葉にして映像作品にしよう! ~映像制作ワークショップ~

「私」の思いを言葉にして映像作品にしよう!

 ~精神障害当事者会ポルケ 映像制作ワークショップ~

精神障害当事者会ポルケは、当事者が言葉を紡ぐことを活動の基礎としてきました。

月に1回ペースで開催している「お話会」では、経験や思いの共有をしてきました。

同時にコアメンバー中心に共有された悩みや時には怒りについて、課題提起してきました。

本プロジェクトではデジタルストーリーテリング(DST)という簡易な映像制作の手法を用いて、

精神障害当事者の思いを形にし、さらにそれを用いて社会への発信を目指します。

今回制作いただいた映像作品はWEBサイトに掲載し、報告会で上映する予定です。

私たちの言葉を私たちで紡ぐプロジェクトに一緒に参加しませんか?

内 容:(進捗により変更の場合もあります。) ①と②の受講が必要です

デジタルストーリーテリング(DST)とは・・・

パソコン、スマートフォンを用いて、画像(デジカメ画像、スキャナで取り込んだ写真や絵、マウスで書いた画像など)を、

制作者自身が録音した語り(ナレーション)でつなげてつくる映像制作手法です。

他の参加者と思いを共有しながら制作・発表するワークショップ形式で進行する特徴があります。

①ストーリーづくりをしよう!

物語の原稿を参加者と共有するストーリーサークルを行います。

思いがより伝わる言葉えらびやイメージを高め、ナレーション撮りを行います。

日時:2018年11月3日(土)もしくは4日(日) 13:00~(予定)

会場:東京大学 駒場キャンパス~

※目黒区駒場3丁目8−1(京王井の頭線「駒場東大前」駅 東大口)

定員:各回8名前後

(少人数の語りの時間を大切にするためグループをわけます)

②映像作品をつくろう

前週のナレーションと画像を組み合わせて映像作品に仕上げます。プチ試写会も予定。

日時:2018年11月10日(土)もしくは11日(日) 13:00~

会場:大田区障がい者総合サポートセンター 3階集会室

※大田区中央四丁目30番11号

(JR大森駅からバスで約5分。「大田文化の森」下車)

備考:

◎スマホでも制作できます。

◎制作日はグループが合流し、1日にまとめて実施します。

◎場合によりフォローアップも予定していますが、講師の都合が優先されます。

講師:

池田佳代さん(NPO法人おおた市民活動推進機構 副代表理事)

(プロフィール)

2011年から、東京、京都、大阪などでまちづくり、環境分野をはじめ、

さまざまな市民活動者の情報発信に役立てるためのDSTに取り組み、ファシリテーターを担うほか、

ファシリテーター養成にも取り組んできた。

体験や学習成果を短編ビデオで表現する子ども向け、大学生向けDSTにも取り組んでいる。

2012年より、日本とニカラグアやグアテマラの若者が作ったDST作品を交換し、

ネットで対話するイベント「交流するメディア」にも取り組んでいる。

参加費:無料

対 象:精神障害当事者でパソコン、スマホ操作の経験がある方(初心者でも大丈夫です)

☆制作いただいた作品は、WEB掲載及び報告会の上映の了解をお願いします。

☆報告会実施の際に、コメント・発言をいただけるとなお幸いです。

定 員:15名程度(応募多数の場合は選考あり)

申 込:

下記を明記の上、件名「11月DSTワークショップ参加希望」にて、

in.porque@gmail.comまでメール送付ください。

①お名前(ハンドルネーム可)

②携帯電話番号(当日対応必要なときに使用)

③メールアドレス

④ストーリーづくり希望日(両日可、3日もしくは4日)

⑤パソコン(「windows live maker」ソフト推奨)持参の可否

申込締切:10月末を目安。(残席については、ホームページでご案内します)

http://porque.webcrow.jp/

主催:精神障害当事者会ポルケ

後援:全国「精神病」者集団

   大田障害者連絡会

   おおた区民活動団体連絡会

協力:NPO法人おおた市民活動推進機構

   東京大学教養教育高度化機構国際連携部門国際機関プログラム

   スマイルパソコン

   大田区障がい者総合センター さぽーとぴあ

助成:Heart&Artsプログラム

(ここまで)

【告知】大田区の障害福祉を共に考える おおたフォーラム2018

2011年を最後にお休みしていた「おおたフォーラム」が7年ぶりに復活!
今回は午前の全体会でリレートークと推進プランの話を共有、午後にはタイムリーな5つのテーマ別に分科会を設けて、参加者が意見交換できる機会を設けました。
今までと一味違う「おおたフォーラム。」

さあ、また、「みんなで考えよう。確認しよう。」

◯大田区の障害福祉を共に考える  おおたフォーラム2018

◆日時:2018年7月7日(土)11:00~15:30
◆場所;大田区立障がい者総合サポートセンター(さぽーとぴあ)

◆プログラム
第1部:全体会 11:00~12:30・5F多目的室
1)当事者、支援者による、各自の感じている課題のリレートーク
知的障害当事者の話/精神障害当事者の話/高次脳機能障害当事者の話/聴覚障害当事者の話/視覚障害当事者の話/身体障害当事者の話/現場ヘルパーの話/施設職員の話/知的障害のある子どもの親、高校を卒業した後の帰宅後の状況について/等
2)大田区障がい施策推進プランについて

第2部:分科会 13:30~15:30
①「『我が事・丸ごと』と地域共生社会を考える」(大田障害者連絡会)
②「大田区障害者権利条例を考える」(大田区障害者権利条例を作る会)
③「介護人材不足の問題を考える」(大田区自立支援連絡会)
④「大田区自立支援協議会のありかたを考える」(大田区自立支援協議会専門部会のみ委員有志)
⑤「当事者懇談会・「みえない障害」とされる精神障害・発達障害者の暮らしー事例報告ー」(仮)(精神障害当事者会ポルケ)

◆参加と申込みについて!
・参加費:500円(資料代込み)
・今回は、全体会、分科会とも定員があります。申込みの先着順となりますので、ご注意ください。定員に達した場合はご連絡します。
◎情報保障の必要な方は、申込時にご連絡ください。
(特に、分科会参加で通訳が必要な方は、6月21日までに連絡お願いします!)

◆連絡先(事務局)※申込みもこちらへ!
とちの実作業所 大田区西蒲田1-19-19-102
電話番号/FAX 03-5700-4533
担当者名 黒田浩康

◆申込みでお聞きする項目
①お名前
②連絡先
③全体会参加の有無
④分科会参加の有無と、分科会名(第○分科会)
⑤情報保障必要の有無

主催 おおたフォーラム2018実行委員会
/後援 大田区 大田区社会福祉協議会

※ポルケ担当分科会※

分科会
精神障害・発達障害当事者懇談会
~「みえない障害」とされる精神障害・発達障害者の暮らしの事例報告~
障害があろうがなかろうが、夢は諦めたらそこで終わりだ!!つまづきながらでもいい!!時には休みながらでもいい!!夢があるならネバギバ精神で出来るところから頑張り続けてみよう!!保証は無いが、きっと夢はかなう☆だって今日は七夕だから☆

時間:13:30~15:30
内容:
・講師からの情報提供ー約1時間
生い立ち、夢に向けての日々、障害との向き合い、サービス利用者としてなど
・質疑応答、懇談ー約40分
・まとめー約10分
・YMCAを踊るー約10分
※時間は目安です。都合により変更されることもあります。

講師:MC団長(精神障害当事者会ポルケ 会員)

プロフィール
よい子のみんな~こんにちは~!!でおなじみの、子ども向けMC歴間もなく10年になる私が、今までの体験談を交えながらトークしちゃいます☆
とはいえ、障害をクローズで働く大変さは多々あります、、AC、アスペ、統失、場面かんもく、30代、等々、、壁は山積み、、、でもね、子ども達の笑顔で、どんな苦労をもふっとんじゃうほどめっちゃ楽しいお仕事!!それこそがMC☆
今日は障害うんぬんの話にとらわれず、今までの異色な体験談をお話しちゃいます☆
気軽に参加してみょん♪

【告知】精神障害者がもっと無理なく楽しく働くためにー私たちが提案すべきことってなんだろう?ー

※追記 7月3日

定員いっぱいとなりました。キャンセル待ちとなります。

日時:7月8日(日)14:00~16:00(開場13:45)
会場:東京大学駒場キャンパス 駒場国際教育研究棟3階教室
参加費:500円
対象:精神障害当事者、支援者、企業人事担当者、他関心ある方

【話題提供者】
鶴田雅英さん

○所属
東京都大田福祉工場(東京コロニー)就労支援課 課長(主に就労移行支援・就労継続B型担当)
大田区自立支援協議会就労支援部会 部会長
知的障害者自立生活声明運動
ピープルズプラン研究所運営委員
原爆の図丸木美術館副理事長
OCNet(外国人とともに生きる大田市民ネットワーク)

○普段関心があること。
うんざりするような今のようではない社会がありえるということへの信仰。(でも、神さまは見つからない)そのためにできること

○他メッセージ
ぼくが話すこともしますが、できればたくさんの人の意見を聞きたいと思います。双方向でできればうれしいと思います。

【当日の情報提供予定】
・就労支援ってなに?
・雇用促進法改正の中身。
・精神障害者の定着率が悪いのはなぜか?
・精神障害者の就職活動、就労場面での合理的配慮は何か。(視点、項目、いい事例を)
・労働市場、働き方の多様化が精神障害者の就労にもたらすベネフィットはなにか?(そもそもあるのか)
・なぜ人間は働くのか?(働かない権利に対する支援者としての見解)

2018年4月、障害者雇用促進法改正に伴い、障害者の法定雇用率に精神障害者(精神保健福祉手帳保持者)が新たにカウントされるとことになりました。今後ますます企業での障害者の雇用促進が進もうとしています。
他方で、精神障害者の仕事での定着率は他の障害と比べても低い状況が続いています。この状況を打開するためにも、精神障害者の合理的配慮に関して当事者団体側も合理的配慮の好例を集めたり、レポートを出す必要性が特にこの時節こそ求められています。また、偏見を恐れるがために障害のことをオープンに出来ない環境にいる精神障害者の仲間も大勢いることを忘れてはいけません。
今回は、支援サイドの人の視点を学ぶことにしました。なお、ポルケでは、年度内で「はたらく」をテーマにしたワークショップを開催し、レポートの作成を計画中です。

【告知】ポルケ活動報告会&特別講演開催 5.11

ポルケ活動報告会2018
+特別講演会 「インドネシアの精神障害者の暮らし」

2016年に始動した精神障害者当事者会ポルケは、おかげさまで、毎月1回開催してきた「お話し会」をはじめ、活動を発展させてきました。
この度、昨年度の活動報告を通じて、精神障害者を取り巻く社会状況、課題意識についてお話しさせていただきます。
また、インドネシアの精神障害者の人権状況、当事者会活動についてレポートをいただく特別講演会を開催します。どうぞ奮って、ご参加お願いします!

日時:2018年5月11日(金)19時~21時
会場:大田区立消費者生活センター第6集会室
(JR蒲田駅東口徒歩3分・大田区蒲田5−13−26)

対 象:精神障害当事者・家族、医療・福祉支援者、他関心ある方歓迎
資料代:500円 (協力会員併せて募集中!)

 

<特別講演>
ゲスト:伊東 香純 さん(研究テーマ:精神障害者のグローバルな草の根運動)
所属:立命館大学 先端総合学術研究科 大学院生 日本学術振興会 特別研究員(DC2)

内容:現地を訪問した際の写真を交えて、現地の精神障害者の人権状況、当事者活動についてレポートをいただきます。

※申し込み(当日参加可です)
資料準備もあるので事前申し込み歓迎です♪
お申込みは下記より。https://docs.google.com/forms/d/1mGZPU3aJq7z3D4zHu57lha3vSSp9GGff0BbwM_YBgo4/edit

 

※連絡先(ポルケ事務局)
in.porque@gmail.com  phone 080-5484-4949(担当:山田)

主催:精神障害当事者会ポルケ