【報告】第13回 ポルケお話会 開催
今回は日曜日のお昼に開催しました。会場は和室で落ち着いた雰囲気でした。
参加者の年齢は20代から60代、性別も混合、持病も統合失調症や鬱、双極性障害等様々です。
自己紹介ではお正月の過ごし方についてお話ししましたが
お正月が嫌い、あまり気にしないという方もいればお祭りごとに参加なさる予定の方もいらっしゃいました。
精神障害を持っていると人混みが苦手になってしまったりするのでマイペースに楽しく過ごしたいものですね。
まず主催者の話題提供で、働き方についてお話しすることが出来ました。
クローズで働く方々からは
「体調不良で休む際に何と話せば良いか迷う」
「短期間で回復するわけではないので、治さなくてはいけないことがプレッシャーになる」
オープンで働く方からは
「有給を使い切ってしまったらもう体調が悪くても休めない」
といった問題が挙げられました。
セミオープンという方法もあるので大切な人にだけ伝え理解してもらうという方法も良いかもしれません。
日本ではまだまだ一般的な職業で精神障害というとマイナスのイメージがついてまわるので隠して働く方々はたくさんいらっしゃいます。
ただ芸術の分野ではアイデンティティの一部ととられられることもあるそうで、嬉しいお話だと思いました。
次に家族や友人等周りの理解という話題になりました。
「体調不良で家事を手伝ってもらったりする際に相手の心を想像しすぎて、悪く思われているとネガティヴに考えてしまう」
「家族と喧嘩をした際に、また酷くなって迷惑かけるんでしょ、と言われ傷ついた」
「パートナーに仮病じゃないかと疑われた」
また男性陣は
「包容力が求められるが応えることが難しい」
色々な意見が出てきました。
理解のある友人、パートナーを見つけることがとても重要ですね。
苦しさをどう伝えればいいのかは難しい課題です..
最後はお薬のお話しになりました。
「強すぎるお薬を出されて1日中動けない」
「副作用でとんでもない重力を感じ寝ることしかできなかった」
お医者様の言うことを聞いてお薬ただ飲むだけでは副作用で生活に支障がでてしまうという方は少なくないようです。
私自身も睡眠薬を飲んで起きてみたら、スマホの充電器で酷い火傷をしていたことがあります。
ただ2週間程飲み続けると副作用が和らぐ薬もあったりするそうなのでまず試してみることも必要かもしれません。
最後の感想共有では
病気の縛りがなくて嬉しい、
違う意見から自分が広がる、
自分の語りから派生がありアドバイスももらえたりするのが嬉しいといった
有難い感想をいただきました。
寒さもどんどん厳しくなってきているので皆様体調にお気をつけてお過ごし下さい。
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次回以降の日程は以下です。
♪第15回お話会♪
日時:1月21日(日)13:30~15:30
会場:東京都障害者福祉会館 和室A
対象:精神障害者当事者向け
♪第16回お話会♪
日時:2月18日(日)13:30~15:30
会場:東京都障害者福祉会館 和室A
対象:精神障害者当事者向け