私たちの取り組み

精神障害当事者ポルケは、2016年夏に発足した精神障害当事者によって運営される障害者・当事者団体です。団体名にあるポルケは、スペイン語で”疑問”という意味です。精神障害があることで経験する苦い経験や辛さも含めて、言葉にしていこうそのような思いで活動をスタートしました。精神障害は「目に見えない障害」「わかりにくい障害」と評されることが多々あるように、周囲への理解がなかなか難しいです。そして、残念なことに偏見や差別はまだまだ根深く、カミングアウトのタイミングや場所によって時には非常につらい経験をもつ人もいます。私たちは、私たち自身のこと、私たちの考えをもっともっと社会に訴えていく必要があると考えて活動をしています。精神障害のある人の場づくりの活動である当事者交流お話会などの場づくり(つながること)精神障害に関する理解啓発プロジェクト(つたえること)ソーシャルアクション(かえていくこと)の三位一体を意識して、当事者ならではの視点を大切にしています。

 

これまでの歩み


  主な取り組み

2016年

任意団体「精神障害当事者会ポルケ」発足
発足当時から当事者交流の場として「お話会」を月例開催
東京大学教養学部でのゲスト講師から講演活動を開始

2017年

「精神障害の当事者性を活かした共助人材の養成研修プロジェクト・序」として連続学習会を初開催
大田区自立支援協議会 部会のみ委員として当事者委員として参加
一般社団法人福祉のまちづくり学会こころのバリアフリー特別研究会に参画

2018年

精神障害・発達障害者の被災経験から考える防災・減災のこれから~ポルケフォーラム2019~を開催
TBSラジオ人権TODAY(2019年2月23日放送分)にて団体の取り組みとともに番組紹介される
映像制作の手法を用いて精神障害者が自分の思いをかたちするデジタル・ストーリーテリングワークショップ&上映会を開催
『オリンピック・パラリンピックに向けた多様な利用者の円滑な移動支援に関する共同研究』にて、障害の社会モデルに基づいた映像研修資料を制作

2019年

「精神障害がある人の新型コロナウイルスの影響後の生活に関するアンケート調査」を実施。福祉新聞などに取り上げられる
障害者権利委員会事前質問事項ブリーフィングのためジュネーブでのロビー活動、韓国障害フォーラム国際会議に参加するなど国際的な活動を本格化する
「精神障害当事者の家族に対する差別や偏見に関する実態把握をテーマとした全国調査」(実施:全国精神保健福祉会連合会)に企画立案・調査実施

2020年

理解啓発活動の一環として、お話会メンバーが被写体となるポルケ写真展を実施
当事者と支援者らが共に学び合う「リカバリーカレッジおおた」を立ち上げる。
「2019年台風19号から考えるこれからの防災・減災の在り方 調査報告・提言書」を発行。東京都社会福祉協議会「福祉広報」にて取り上げられる

2021年

統合失調症薬物治療ガイドライン改定プロジェクトに当事者委員として参画
日本統合失調症学会市民公開講座に登壇。
「大阪北新地ビル火災事件以後の経験や考え方についての精神障害のある人への意識調査」を実施。
一般社団法人(非営利型)を取得する

2022年

あなたの隣の“メンタルさん” 〜精神疾患 自分らしく生きる〜(NHKバリバラに代表理事が出演)
障害者権利条約対日審査のためジュネーブでのロビー活動を実施。朝日新聞社等で広く取り上げられる
日韓精神障害者交流事業を自主事業として初開催。両国の当事者団体、家族会、研究者等が参加。障害者権利条約実施のための取り組みなどを共有した
第7回こころのバリアフリー大賞(こころのバリアフリー研究会)受賞。精神障害者の被災経験やインタビューをもとにした政策提言の取り組みなどが高く評価される
国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センターとの共同研究として「被災経験をもつ精神障害当事者・支援者を対象としたインタビュー調査」を熊本県、福島県にて実施

当事者交流「お話会」

主な活動のひとつに当事者交流「お話会」があります。現在、190名(2023年8月現在)の登録メンバーがいます。東京都内に限らす、神奈川、埼玉、千葉からの参加もあります。年代は、20代から60代までと幅広く、30代~40代の参加が多いです。メンバーは精神障害といっても診断もさまざまで、日々の困りごとも様々です。ひとり一人がその思いに耳を傾け、言葉を交わしながら時をともにする場となっています。秘密を互いに守りながら、当事者同士だからこその安心できる場はとても大切です。お話会の取り組みについて、毎回レポートを作成しています。こちらよりご覧ください。新規で参加希望の方は問い合わせフォームからご連絡をください。