【活動報告】1.24厚生労働省メンタルヘルスに関する普及啓発事業の有識者ヒアリング会議に出席しました

厚生労働省の取り組むメンタルヘルスに関する普及啓発事業の有識者ヒアリング会議に代表理事の山田が出席しました。

メンタルヘルスに関する啓発事業の多くは、これまで疾病対策が中心でした。正しい情報、正しい理解を広く促すだけではなく、スティグマの解消に向けた視点も重要です。社会モデルに依拠して、当事者が主体となった場作り、具体的な地域の中の顔と顔がみえる関係を築くことを大事にしていきたいものです。今後の啓発事業について、国としては効果検証を行うべくアウトカムの設計をぜひ推進してほしいと意見しました。

その際、おととしの障害者権利条約の総括所見パラグラフ20を紹介しました。

20.委員会は、締約国に以下を勧告する。
(a) 策定、実施及び定期的な評価に障害者の緊密な参加を確保しつつ、障害者に対する否定的な定型化された観念、偏見及び有害な慣習を排除するための国家戦略を採用すること。
(b) メディア、一般公衆及び障害者の家族のための障害者の権利に関する意識向上計画の策定と十分な資金調達を強化すること。

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