【活動報告】当事者参画のこれからを考えるをテーマに日本精神障害者リハビリテーション学会にて自主プログラムを実施

2024年12月14日及び15日に東京有明医療大学にて開催された第31回日本精神障害者リハビリテーション学会の自主プログラムとして、「当事者参画のこれからを考える―自立支援協議会、にも包括の協議の場等の当事者の委員参画を事例に―」と題した企画を実施しました。今年度、公益財団法人キリン福祉財団の助成事業として取り組んでいる行政会議に参加経験のある精神障害や発達障害のある人たちへのインタビュー調査に協力をいただいた方々にお集まりいただきました。開会にあたり公益財団法人キリン福祉財団の事務所の大島さんよりご挨拶とエールをいただきました。

それぞれの経験から大切にしたい思いや葛藤もふくめて、ざっくばらん語り合うことができました。行政会議に参画する中での孤立感や主張の拠り所についての葛藤などの経験も寄せられました。これまでの経験を基にして、自分たちが拠り所とする仲間とのつながりの大切さや障害者権利条約の総括所見を根拠にした意見を述べていく意義などそれぞれのアイディアも寄せられました。

最後に企画者として今後のネットワークづくりについても提案させていただきました。新型コロナウィルス禍以降、顔と顔の関係が希薄になりがちなところですが、全国から集まった仲間との交流が図れたことも大きな糧となりました。年度内に報告書の発行を目指してまいります。

 

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