【活動報告】インクルーシブ防災の取り組みが Zero Project Awards 2026 最終候補に選出されました
このたび、一般社団法人精神障害当事者会ポルケの 「精神障害・発達障害のある人の経験に基づくインクルーシブ防災の取り組み」 が、世界93か国から586件の応募の中から選ばれ、Zero Project Awards 2026 のショートリスト(最終選考候補)に残りました。
Zero Project(ゼロ・プロジェクト) は、オーストリアの Essl Foundation(エスル財団) によって運営される国際的なプロジェクトです。国連障害者権利条約(CRPD)の理念をもとに、教育・雇用・ICT・アクセシビリティ・独立生活など幅広い分野で、世界各地の革新的な実践を発掘・検証し、国際的な共有と普及を行っています。毎年開催される Zero Project Conference には、世界中の政策決定者・研究者・当事者団体・国際機関が参加し、成果を発表しあう場となっています。
今回のショートリストには、68か国から163件の取り組みが選出されました。その中に当会の活動が含まれたことは、私たちのインクルーシブ防災への挑戦が国際的に評価された証しであり、大きな励みとなっています。
最終的な受賞者は2025年12月3日(国際障害者デー)に発表される予定です。また、ショートリスト入りした取り組みは、2026年2月18日〜20日にオーストリア・ウィーンの国連施設で開催される Zero Project Conference 2026 に招待されます。
この成果は、これまで当会の活動を支えてくださった多くの皆さまのご協力のおかげです。心より感謝申し上げます。引き続き、精神障害・発達障害のある人びのインクルーシブ防災の実現に取り組んでまいります。今後の活動の展開にもぜひご注目ください。