【活動報告】明治学院大学ボランティアセンターで講演ー「共生社会」をテーマに
2025年10月、明治学院大学ボランティアセンターのスタッフを務める砂川秀樹さんのお声がけにより、当会代表理事の山田悠平が講演の機会をいただきました。当日は、社会福祉や心理学などを学ぶ複数のゼミの学生を中心に、約50名が参加。若い世代の関心と熱意を感じる時間となりました。
講演では、「私たち抜きに私たちのことを決めないで(Nothing About Us Without Us)」というスローガンを掲げ、精神障害当事者活動の歩みと現在の課題、そして社会に向けたメッセージを共有しました。一般社団法人精神障害当事者会ポルケの活動紹介を交えながら、リカバリーの実践やインクルーシブ防災、研究参画(PPI)などの取り組みを紹介。支援を「する/される」という関係から、「共に社会をつくる」関係への転換を呼びかけました
講演後も、精神医療の現状や地域での共生のあり方について活発な質疑応答が続き、対話を通じた学びの場となりました。今回の機会を通して、「当事者の声を中心に据える」という価値を共有できたことを大変嬉しく思います。砂川さん、そして明治学院大学の皆さんに心より感謝申し上げます。


