【活動報告】10.23日本障害者協議会政策委員会にて報告発表
加盟団体である全国精神障害者団体連合会のメンバーとして参画している、NPO法人日本障害者協議会の政策委員会において、「精神障害者の就労支援~障害者権利条約の実施にむけて~」と題し、代表理事の山田悠平が報告発表の機会をいただきました。
発表では、国連障害者権利条約の理念を日常の活動や生活の中でどのように具体化していくか、そして「Nothing About Us Without Us(私たち抜きに私たちのことを決めないで)」の実現をいかに進めていくかを中心的なテーマとしました。
障害者権利条約を、目指すべき方向を示す「羅針盤」、社会の変化の進み具合を測る「物差し」、そして現状を映し出す「鏡」として位置づけ、理念と現実を往復しながら社会を変えていくための視点を提示しました。また、総括所見の内容を踏まえつつ、精神障害に関する就労支援の現状と課題についても私見を交えて報告しました。
当会では今年度、精神障害のある人の就労に関する合理的配慮の実態調査に取り組んでおり、当日のディスカッションでは他の委員の皆様から、今後の調査項目や視点に関する貴重なご意見やアイデアをいただくことができました。引き続き当事者の声に基づいた調査と提言を重ねたアクションを深めていきたいと思います。






