【活動報告】Zero Project Award 2026受賞:国連ウィーン事務所で当事者主導のインクルーシブ防災を発信

2026年2月18日から20日にかけて、オーストリアのウィーンにて開催された Zero Project Conference 2026に参加し、授賞式と関連シンポジウムに出席しました。会場は国連ウィーン事務所で、今年はアクセシビリティ、情報通信技術 、そして危機対応を主要テーマに、世界各地から1,000人を超える参加者が集う場となっていました。

Zero Projectは、障害者権利条約の実施を前進させることを目的に、障害のある人の生活と権利を改善する革新的な実践や政策を見いだし、共有し、拡張につなげる国際的なプラットフォームです。オーストリアの非営利財団 Essl Foundation によって2008年に創設され、世界中のソリューションを集める点が特徴です。毎年の推薦募集では、革新性、インパクト、拡張可能性の観点から多段階で審査が行われ、2026年は93か国から586件の推薦が寄せられ、当会の取り組みを含む、51か国から75件が Zero Project Award 2026として選出されたことが公表されています。

当会は、「知的障害・精神障害のある人が主導する危機対応モデル」のシンポジウムにて、精神障害のある人の経験知を起点にした当事者主導のインクルーシブ防災の啓発活動の取り組みを発表する機会をいただきました。アメリカ、トルコ、チリからも発表がありました。危機の種類や制度は国ごとに大きく異なる一方、印象的だったのは、共通して当事者を中心として平時からの備えを実装の鍵としていた点です。発表後には登壇者や参加者のみなさんと意見交換の機会をいただき、今後も継続して情報交換を進めていくことになりました。

最終日には、オーストリアの日本大使公邸のレセプションにもお招きいただきました。大使ご夫妻から改めてお祝いのお言葉をいただき、過去の日本の受賞関係者の皆さんとも知己を得ました。今回の訪問を通じて、新たな気づきとネットワーキングの機会に恵まれ、今後の活動に向けた大きな糧を得ました。

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