【活動報告】文京区で学び合う「インクルーシブ防災」―家族会とともに進める新たな一歩
2025年11月9日、文京区の文京シビックセンターにて、文京MCA家族のひろば主催の防災ワークショップが開催され、当日は家族、当事者、支援機関や社会福祉協議会の職員など、約30名が参加しました。
今回のワークショップでは、災害時に直面しやすい心理的な負荷や、避難場面での特性に応じた配慮などをテーマに、参加者同士が意見を交わしながら学び合いました。家族会の皆さん、当事者、地域の支援機関がひとつの場に集まったことで、互いの立場からの視点が共有され、理解が深まる場となりました。特に家族会での実施については「家族としての不安を言葉にできた」といった声も寄せられ、今後の開催に向けた大きな手ごたえを感じる機会にもなりました。支援機関の参加者からは、事業所の業務継続計画(BCP)に今回の学びを反映したいと感想もいただきました。こうした現場の変化は、インクルーシブ防災の広がりにとって大きな一歩だと感じています。
ポルケでは、今後も地域団体や家族会、支援機関とも協働し、誰も取り残さない防災のあり方をともにつくっていきたいと考えています。ご参加くださった皆さま、企画にご尽力くださった文京MCA家族のひろばの皆さま、ご協力の皆さまに心より感謝申し上げます。



