【活動報告】精神障害・発達障害のある人の防災啓発アライアンス設立準備会開催

2026年2月1日(日)、精神障害・発達障害のある人の被災リスクの低減と、日常からの備えを社会全体で進めることを目的に、「精神障害・発達障害のある人の防災啓発アライアンス」設立準備会を、公益財団法人キリン福祉財団の助成事業としてオンラインで開催しました。当会が呼びかけ団体となり、これまで同テーマの調査研究活動や啓発活動等で特にご尽力いただいた皆さんにお集まりいただき、アライアンス立ち上げの趣旨を共有するとともに、今後の具体的なアクションに向けた意見交換を行いました。

災害は誰にとっても大きな困難ですが、その影響は様々です。とりわけ精神障害・発達障害のある人は、避難所等での急激な環境変化、情報の伝わり方の壁、周囲の理解不足、支援の途切れやすさなどにより、命と暮らしの危機に直結する困難に直面しやすいことが、私たちの取り組みからも明らかになってきました。医療・福祉サービスの中断、服薬や通院継続の困難、感覚過敏やパニック、コミュニケーション上の障壁、避難所ストレス、孤立や偏見・差別(スティグマ)など、災害時には複合的なリスクが顕在化しやすい一方で、必要な配慮や支援が制度運用や現場実践の中で十分に位置づいてこなかったという課題があります。これらの解消を志向する視座から、インクルーシブ防災のあり方を、ともに考え、ともに創っていきたいと考えています。

本アライアンスは、一般社団法人精神障害当事者会ポルケの取り組みを土台に、特定の組織に閉じない形で、当事者参画に根ざした防災啓発、分野や地域を越えた横のつながりの強化、防災ワークショップ等の実践拡大、制度・運用改善に向けた社会的アクションを進めることを目的とします。準備会では、趣旨に賛同いただく方々とともに、アライアンス(同盟)ネットワークとして発足することを確認しました。

今後は特設ページを用意し、広く呼びかけを進めていく予定です。どうぞご注目ください。

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