【活動報告】当事者参画を地域でどう進めるかー横浜市鶴見区自立支援協議会で話題提供
3月11日に横浜市鶴見区自立支援協議会の研修会にて、講師の役割をいただきました。今回は、来年度から当事者参加型の企画を検討されていることを受け、支援者向けの研修会として開催されたものです。鶴見区自立支援協議会(精神保健福祉部会)による「令和8年度当事者向け企画に向けた支援者向け研修会」として実施されました。
「当事者参画推進にむけて―当事者活動の知見より―」をテーマに、精神障害当事者会ポルケの活動実践を紹介しながら、地域のなかで当事者参画をどのように進めていけるかについて話題提供を行いました。地域での協働の実践例として、障害者理解啓発グループおおた~ツタエルチカラ~、リカバリーカレッジおおた、インクルーシブ防災の啓発活動なども紹介しました。また、当事者向け企画を行うにあたって考えも述べさせていただきました。当事者の困りごとやニーズを把握することは大切な出発点ですが、アンケートを取るだけでは、当事者参画としては十分ではありません。当事者が「聞かれる側」にとどまるのではなく、検討、企画、実施、評価の各段階に関わるようなありかたにむけたありかたを検討することの必要性を特に強調しました。その際の参考として、当会が以前に作成した「精神障害・発達障害のある人の当事者参画推進に向けたガイダンス」や会合出席における合理的配慮チェックリストも紹介しました。
後半のワークショップでは、参加者のみなさんから具体的なアイデアが多く出され、あたたかな雰囲気のなかで意見交換が行われました。来年度に向けた企画づくりのなかで、今回の対話が少しでも役立てば嬉しく思います。当会としても、これからも地域活動や協働の実践を通じて、当事者参画のあり方をともに考えていきたいと思います。



