【活動報告】大田区地域防災計画(令和4年度修正) パブリックコメント
本会は2019年の台風19号被害をきっかけにして、被災経験や防災意識のアンケート調査等に基づいた提言活動を行っています。2021年度は地域防災計画の修正のタイミングであることを見据えて、活動を拠点とする大田区の行政担当課長や区議会議員などとの意見交換を通じて提言書の実現に向けて取り組みを行っています。
今回ご報告するのは、2021年の10月から11月にかけて実施されていた大田区地域防災計画(令和4年修正)へのパブリックコメントについての取り組みです。本会からの質問事項とこれに対しての区の回答が公開されました。その内容について下記の通りご報告させていただきます。
本会の意見事項は、10番から13番および40番から46番になります。前者が防災計画に関する当事者参加のあり方、後者が提言事項に基づいた意見となります。委員構成の提言については難色がしめされたものの、他の事項については前向きに捉えていただけたように思います。今後はとりわけ関心を寄せている災害時の医療品確保について、自助や共助の観点も考慮に入れながら意見交換を重ねて、大田区以外にも汎用可能なモデル構築に向けて活動を行っていきます。
【参考】:大田区地域防災計画(令和4年修正)素案に対する区民意見公募手続(パブリックコメント)の実施結果について