私たちの取り組み

精神障害当事者ポルケは、精神障害当事者によって運営される障害者・当事者団体です。2016年8月に発足しました。団体名にあるポルケは、スペイン語で”疑問”という意味です。「精神障害があることで経験する苦い経験や辛さも含めて、言葉に紡いでいこう」そのような思いで活動をスタートしました。

精神障害は「目に見えない障害」「わかりにくい障害」と評されることがあるように、周囲からの理解を得られるのが難しさがあります。偏見や差別の問題はまだまだ根深く、カミングアウトのタイミングや場所によって時には非常につらい経験をもつ人がいます。私たちは、私たち自身のこと、私たちの考えをもっと社会に訴えていく必要があると考えて活動をしています。

国連障害者権利条約の実施を活動の柱として、精神障害のある人の場づくり(つながること)、精神障害に関する理解啓発プロジェクト(つたえること)、ソーシャルアクション(かえていくこと)の三位一体を意識して、当事者ならではの視点を大切にした活動に取り組んでいます。