【報告】第29回ポルケお話会開催
2019年4月。年度明けのポルケお話会です。
春は出会いと別れの季節といいますが、参加されたメンバーの日々にも変化があったようです。
世間それ自体がそわそわしているせいか、あまり体調が冴えないという人も何人かいました。
今回から新たに参加の3名をお迎えしての開催となりました。
主に話したのは、お仕事での経験、当事者会活動に期待すること、医療を受けるときに困っていること&良くなってほしいこと、といった内容でした。
〇お仕事での経験
障害者雇用否かに関わらず、仕事での充実感(お給料含めて)と体調安定のバランスに悩んでいる人が多いようでした。仕事内容が単調だとあまり張り合いもなくつまらないという経験をもとに話してくれた人もいました。ただ、あまりハードな仕事内容だと長続きもしなかったとも語ってくれました。
もちろん、仕事内容それ自体に良い悪いがあるわけではなく、それぞれ当人にとって張り合いや楽しみをもって取り組めるものもあると思います。体調それ自体のバランスも保ちながら、仕事でも充実した時間を過ごしたいという話にはうなづく人も多かったように思います。障害者雇用においてはまだまだ仕事の職種がお掃除や事務補助など、かなり限られているのは残念という声もありました。
〇当事者会活動に期待すること
他の団体の運営者も数名参加してくれて、このようなお題を話しました。気軽に参加できて、安心してお話したり聞ける場を望む声が多かったように思います。運営する側のモチベーションや目的意識などそれぞれあるのだなと改めて思いました。素敵な冊子やチラシを紹介もいただきました。(総会はあいにく参加できずでごめんなさい。。)
〇医療を受けるときに困っていること&良くなってほしいこと
医療基本法(患者の権利法)という法律制定に向けた議員連盟が超党派でつくられていることの情報提供を行いました。改めて、精神科医療になにを期待するかということをテーマに意見交換も行いました。
声として一番多かったのは「診察時間が短くてなかなか思うように話せない・・」といった声が多く聞かれました。
団体としての意見の蓄積につながりました。ありがとうございました(^^)
後日の議員連盟でのヒアリングの際には、診療時間のことを私からは触れさせていただきました。
次回は節目の30回目の開催となります。
どうぞ今後ともよろしくお願いします。(文:山田)