【活動報告】身体拘束の要件緩和・告示改正に関する意識調査 報告書

精神科病院における安心・安全な医療は、私たち精神障害者にとっては切実な願いです。身体拘束については、最小化委員会の設置など患者の権利を守る様々な取り組みが行われている一方で、精神科病院での身体拘束は2006年からの10年間で2倍に増えたと言われています。厚生労働省は、不適切な隔離・身体的拘束をゼロにするための取り組みとして次の内容に従って告示(37条1項大臣基準)の改正を進めています。

精神障害当事者会ポルケでは、「身体拘束の要件緩和・告示改正に関する意識調査を2022年10月に実施しました。調査結果を下記の通り公開いたします。全国から238件(精神科病院の職員もしくはその経験者は全体の約6割の141件の回答)の回答をお預かりすることができました。この場をお借りして感謝申し上げます。第210臨時国会で審議された精神保健福祉法改正に際してのロビー活動等に活用させていただきました。

今後も卑劣な虐待行為や長期化する入院治療のあり方など山積する課題への解決に向けて私たち当事者団体も立場を越えて取り組んでいきたいと考えています。引き続きよろしくお願いいたします。

身体拘束の要件緩和・告示改正に関する意識調査_精神障害当事者会ポルケPDF

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