【活動報告】こころの科学(日本評論社)寄稿~こころの病気とスティグマ~
こころの科学(2023年3月号)にポルケのお話会などの活動の取り組みを踏まえつつ、寄稿しました。この号では特別企画として、「こころの病気とスティグマ」を取り上げています。学識経験者や家族の立場、そして当事者の立場など多様な面々がスティグマ(偏見)の問題について論じています。通算200巻を超えるこころの科学ではじめて、スティグマの問題が取り上げられたとのことです。ご関心ある方はお手にとっていただけますと幸いです。このテーマで、3月26日開催の日本統合失調症学会の市民公開講座で登壇予定です。当事者視点から偏見や差別にどのように向き合うべきか論じてみたいと思います。(山田)
■巻頭に
ストレスチェックを活かすには……宮岡 等
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■特別企画=こころの病気とスティグマ
福田正人=編
(群馬大学大学院医学系研究科神経精神医学講座教授)
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▼こころの病気へのスティグマはどこから?
こころの病気に対するスティグマと精神科医療……山口創生
[インタビュー]スティグマのない社会を目指して
――社会モデルと当事者研究……熊谷晋一郎
スティグマに対して取り組んでいること、考えていること……山田悠平
支援者が抱いてしまうスティグマ
――当事者・家族として、そして支援者としての私の経験から
……夏苅郁子
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▼当事者と家族の体験と回復から
スティグマをリカバリーのきっかけに――双極性障害経験者の立場から
……加藤伸輔
「てんちゃん」と「うっちゃん」と私――てんかん当事者の経験から
……加納塩梅
女性の依存症とスティグマ……小嶋洋子
仲間とともに地域で生きる――「弱さ」をありのままに
……伊藤知之
違いこそ、ともに生きる証――精神障害をもつ子どもの親として
……島本禎子
精神疾患の親をもつ子どもの経験と支援――「こどもぴあ」と歩んで
……横山恵子
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▼スティグマがなくなる仕組みを作る
学校での精神保健教育の実践
――スティグマ解消をめざした「こころの病気を学ぶ授業」
……田渕泰子
誰もが自分自身の専門家!――WRAP®️を通して……増川ねてる
就労支援を通して……林 輝男
医学におけるダイバーシティとインクルージョン教育・研究の取り組み
……金原明子・里村嘉弘・笠井清登
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▼コラム
メディアにおけるスティグマへの取り組み……武原信正
シネマサイキアトリー……小澤寛樹・楠本優子
共同創造で作られるスティグマ講座――リカバリーカレッジの取り組み
……宮本有紀
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■論説
共同親権や面会交流における子どもの心理的問題……熊上 崇
■連載
つながる気持ちはどこへ行く?――思春期の生きづらさとSNS(8)
注意欠如・多動症の子どもや青年とゲームの世界……関 正樹
カップルセラピーは夫婦を危機から救えるか(11)
伝統的な行動的カップルセラピーと効果研究への挑戦……三田村仰
逆境からのリカバリー――「暮らす」「生きる」を支援する(12)【最終回】
“食べる”というケア……大嶋栄子
アタッチメントを学ぼう――関係性の理解と支援(3)
安定したアタッチメントを育む……北川 恵
医療という行動(10)
「病気になる」という行動、「病気を作る」という行動……蒲生裕司
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■ほんとの対話
中田行重/著『臨床現場におけるパーソン・センタード・セラピーの実務』
……森岡正芳
西村 馨/編著『実践・子どもと親へのメンタライジング臨床』
……楢原真也
■こころの現場から
近づくべきか、離れるべきか?(ホームレス自立支援)……三宅弘志
ケアする人のための語りの場(法律事務所)……安井飛鳥
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223~228号・総目次
■伝言板