【情報提供】『精神科医療における暴力とケア』(金剛出版)

精神障害当事者会ポルケが専門職養成教育における共同創造の取り組みなどで連携している信州大学の下里誠二さん、木下愛未さんの編著による書籍『精神科医療における暴力とケア』が2024年9月に金剛出版より出版されました。
当会代表理事の山田は、Ⅲ章「“ゴム印の最下行の1行の欄”でさえ軽んじられる精神科医療の状況を変えるためには」を執筆しています。ぜひお手に取っていただき、精神科医療における課題を共に考える機会となれば幸いです。

▼金剛出版『精神科医療における暴力とケア』(外部リンク)
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精神科医療における暴力とケア 
下里誠二、木下愛未 編著

精神科で起こる暴力とは何だろう。その暴力をケアするとは何だろう。本書は、その暴力が渦巻いている中に身を置いている方、外から暴力を考える方、精神科とは直接の関係のない哲学の世界から暴力を考える方、当事者、その家族……などさまざまな立場の方からのご論考を集めている。
「暴力」とは何だろう。ただ、その行為だけを見ているだけでは何も変わらない。それを取り巻く精神医療、社会全体、人間存在そのもの、といった根源的な問題からの考察が必要不可欠である。その上で、さらに「ケア」とは何か。何がケアにつながるのか、本書を通して読者一人ひとりに考え続けていただきたいと願う。

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