【活動報告】精神障害と防災をテーマにしたDIARYプロジェクト報告会(福島)

2025年9月6日(土)、ひばり生涯学習センター(南相馬市)にて精神障害当事者会ポルケが国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所協働で行った「DIARYプロジェクト」の報告会を開催しました。

当日は20名を超える参加者にお集まりいただき、盛況のうちに終了しました。障害当事者や支援者、地域で福祉に関わる方々がともに集い、災害時の精神保健福祉体制に関するガイダンスのチェックリストなどの紹介を行いました。

第1部では、ポルケ代表理事・山田悠平、理事・相良真央、そして国立精神・神経医療研究センター研究員・川口敬之さんから、取り組みの背景や当事者主導型研究の方法等の報告がありました。
第2部では、「ふだんからの防災―精神障害のある人の経験から学びあおう―」と題したワークショップ映像資料が紹介し、実際の経験に基づいた具体的な学びを共有しました。

参加者からは、

「当事者の視点を踏まえたチェックリストが非常に参考になった」

「わかりやすく具体的内容でよかった」

「今後は実際にワークショップを体験してみたい」

といった感想が寄せられ、今後の防災ワークショップ開催への期待も高まりました。

本報告会を契機に、精神障害のある人を含めた誰もが安心できる防災の実現をめざし、地域に根ざした取り組みをさらに広げてまいります。
また、熊本につづき福島でもインタビュー調査の報告ができたことを、とても嬉しく思います。地域ごとの経験や思いを分かち合いながら、これからも学びを重ねていきたいと考えています。

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