【情報提供】12.9 第3回IncluDE研究ワークショップー障害者権利条約をめぐる国連の勧告と日本の対応 ― 研究者の役割とアクション

東京大学多様性包摂共創センターが主催するオンライン企画のご案内です。ランチミーティングということでお気軽にご参加いただけます。どうぞ奮ってご参加ください。


第3回IncluDE研究ワークショップー障害者権利条約をめぐる国連の勧告と日本の対応 ― 研究者の役割とアクション
①障害の人権モデルに基づく医学・医療のコ・プロダクション

■日時:2025年12月9日(火)12時〜13時
■開催場所:オンライン
■参加費:無料
■申し込みURL:こちらより

■スピーカー:
熊谷 晋一郎(東京大学IncluDE副センター長、先端科学技術研究センター・教授)
笠井 清登(東京大学医学系研究科・教授)
綾屋 紗月(東京大学先端科学技術研究センター・教授)
藤原久美子(DPI女性障害者ネットワーク代表/IncluDE当事者評議会メンバー)
山田 悠平(一般社団法人精神障害当事者会ポルケ 代表理事/IncluDE当事者評議会メンバー)

■ 趣旨
2022年10月に国連障害者権利委員会が日本政府の第一次報告書に対する審査結果として公表した総括所見を踏まえ、障害インクルージョンに関して日本が抱える課題を共有するとともに、その解決に向けて研究者が担うべき役割について検討する。
 第一回目にあたる今回は、医学・医療に焦点をあてる。総括所見では医療サービスについて、障害のある患者を念頭に置いたアクセシビリティ確保や合理的配慮提供[パラグラフ54(a)]、情報保障[パラグラフ54(b)]、障害の人権モデルを踏まえた保健医療福祉職への教育[パラグラフ10(c)、54(c)]、精神障害の当事者団体との協働による、一般医療から分離しない精神保健サービスのコ・プロダクション[パラグラフ24(b)、32(a)(b)(c)、34(a)(b)(c)、42(b)、54(d)]などが指摘されている。また、知的障害・精神障害・自閉スペクトラム症を含む障害のある人のセルフ・アドボカシーにも言及している[パラグラフ10(a)]
 そこで今回は、障害の人権モデルやコ・プロダクションの理念を踏まえた医学研究、医学教育、心理・福祉職の教育、障害のある人のセルフ・アドボカシーを積極的に推進してきた2名の研究者に話題提供をいただく。その後、当事者評議会メンバーを交えて、今後の具体的なコ・プロダクションにむけて議論する。

↓シェアをお願いします↓