【活動報告】当事者会の運営を支える人をひろげるために~経験から学ぶ、これからのヒント~(企画協力)

2026年1月12日に福岡市市民福祉プラザ「ふくふくプラザ201」およびZoomのハイブリッドで、特定非営利活動法人 凸凹ライフデザイン主催のイベント「当事者会の運営を支える人をひろげるために~経験から学ぶ、これからのヒント~」が開催されました。当会は企画協力として参画しました。40名上の方の参加があり、盛況となりました。

話題提供として、藤原千奈さん(発達障害当事者会「わ」の会 代表/岡山)、長谷川司さん(空色のアトリエ 代表/東京)より、それぞれお話をいただきました。

当事者会の運営には、担い手の偏りや継続の難しさなど課題もあります。今回の企画では、課題の指摘にとどまらず、会をゆるやかにでも継続していくことの大切さが丁寧に共有され、「一緒にやっていく」つながりを確認する機会となりました。藤原さん、長谷川さんの経験談には、協力者を増やしていく工夫や、無理なく続けるための考え方が凝縮されており、参加者それぞれの立場で「明日からできること」のヒントが得られたものとなりました。

当事者会は、経験を分かち合うだけでなく、孤立をほどき、地域で生きるための手がかりを持ち寄るなど大切な基盤です。その運営を「少数の頑張り」に委ねず、運営に関わる人、支える人、参加する人がゆるやかに交わる関係を育てていくことは、当事者会を持続可能にし、次の担い手が生まれる土壌にもなります。一方で、実装にあたっては工夫と継続的な支えが必要であり、各地の実践をつなぐこと、当事者会の活動が持つ社会的な価値をより広く社会と共有していくことの重要性が、改めて確認されました。

今後に向けては、当事者会運営者・協力者が継続的に交流できる機会が必要ではないでしょうか。運営の悩みや工夫を共有する場を設けることで、地域を越えた運営の相互扶助が育まれ、新しく会を始めた人にとっても「参加の入口」が見えやすくなります。あわせて、協力の“見える化”も検討課題です。「手伝いたいけれど、何から?どこまで?」を解消するため、当事者会を支える役割例、必要な配慮、参加のステップ等を整理した簡易ガイドを共同で整備することは、協力者の裾野を広げることを模索したいと思います。

最後に、今回得られた学びやつながりが、具体的な協働や学び合いへと展開していけるよう、当会としても引き続き関係者のみなさんと連携してまいります。ご参加、ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました!

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