【情報提供】2021年秋の衆議院選挙における政党公開質問状とその回答(日本障害者協議会)
2021年10月31日日曜日は、第49回衆議院議員総選挙が行われます。
日本障害者協議会が実施をした障害者政策に関する公開質問状とその回答をご紹介します。各政党の考えが、相対的にわかる内容となっています。どうぞご参照ください。
▼2021年秋の衆議院選挙政党公開質問状とその回答(日本障害者協議会WEB)
なお、精神障害の分野は下記のような設問がありました。
Q7-1 措置入院の退院後支援のあり方について
精神科病院の措置入院者の退院後の支援体制について、実際には警察をその中に組み込んでいる所も少なくありません。このことについて貴党のお考えを以下の選択肢に○をつけてお答えください。(1つ)
① 精神科病院の措置入院者の退院後支援について、警察を入れるべきではない。
② 精神科病院の措置入院者の退院後支援について、警察の協力は必要である。
③ 精神科病院で、身体拘束や職員による虐待が後を絶たない中、障害者権利条約の考え方に基づいて、障害のある人の自由と人権を基本とする、精神保健福祉法及び関係法令の抜本改正がまず先である。
・その他、又は上記のお答えの理由について簡単にお教えください。
Q7-2 精神障害者の生活の場のあり方について
日本は精神科病院の入院率が先進国の中で極めて高いことが特徴であり、医学モデルから社会モデルへの政策の転換が急務となっていますが、精神障害のある人が地域社会で暮らしていくにはどのような政策が必要でしょうか。貴党のお考えを以下の選択肢に○をつけてお答えください。(2つまで)
① 住宅政策
② ヘルパー(介助)制度の充実
③ グループホームの増設
④ピアサポート・ピアカウンセリング等の充実
⑤ 障害者総合支援法による計画相談体制の充実
・その他、又は上記のお答えの理由について簡単にお教えください。