【ご紹介】福祉労働167号に寄稿しましたー特集:津久井やまゆり園事件が社会に残した「宿題」
福祉労働167号に当会代表の山田が寄稿しました。4年前の事件の翌月に精神障害当事者会ポルケが発足しました。事件を契機にして犯人の措置入院歴がクローズアップされ、一気に精神保健福祉法改悪の流れとなりました。活動としての関わりと一方で、彼の精神科医療の利用という”当事者”という立場(彼自身が自分のことを精神障害者としては認めたくないでしょうけど)になにを重ねたかーこの4年間の当事者活動を振り返りつつ、今何を思うか。言葉に紡いでみました。特集では、様々な立場の人が文章を寄せています。改めて事件のこと、そしてこれからの社会の在り方を考える契機になれば幸いです。
(ホームページ紹介引用)
津久井やまゆり園事件で問われているのは、犯人だけではない。障害の有無や程度で学ぶ場所・暮らす場所が分けられている社会のありようがあり、その分ける社会を形づくっている私たち一人ひとりも問われている。この事件が社会に残していった「宿題」を整理し、わたしたちが今後も考え続けるための足がかりとする。あれから4年。改めて問われる私たちと社会のありよう。