【ご紹介】「ちがい」ってなんだ?障害について知る本(学研プラス)
「ちがい」ってなんだ?障害について知る本(学研プラス)をご紹介させてください!
この度東京大学教養教育高度化機構の井筒節さん、EMPOWER Projectのみなさんのお声がけから本づくりにインタビュー等を通じて関わらせていただきました。精神障害のことや団体紹介でポルケのことも掲載いただきました。
多様性理解の出発として「ちがい」を認めあおうというメッセージが全体を通じて子どもたちにも分かりやすく描かれていて、暖かい気持ちにさせてくれます。たとえば、ケーキを例にしてる箇所などもあります。工程に関わるいろいろな人あってこそケーキが出来上がるという解説から、社会の縮図に触れながら「ちがい」=人間の序列や価値ではないことなど、分かりやすい丁寧な説明もあったりします。
障害者ってどんなひと?といった形で精神障害のこともとりあげていただきました。「へーそういう人もいるんだ」っとまずは子どもたちにも知ってもらえることからが、スタートのような気がしています。違いを知り、そして認め合うことの大切さが多くの子どもたちに、自分事として伝わるといいなと思います。
障害の社会モデルや障害者権利条約の解説もあり、子どもだけではなく一緒に大人にも手に取ってもらえるような素敵な本です。学校や図書館にドンドン置いてもらえるとより良いんじゃないかなと思います。シェア・お知り合いにご紹介いただけますと嬉しいです♪
学研出版サイト(「ちがい」ってなんだ?)
なお、2018年に出版され、本書のきっかけにもなった、同じシリーズである『「ふつう」ってなんだ? LGBTについて知る本』もとても素敵な本ですので、ぜひ合わせてご覧下さい。