【情報提供】6.26 SJFアドボカシーカフェ第86回 精神疾患のある本人もその家族も生きやすい社会へ―親と子の立場から考える―
ソーシャル・ジャスティス基金(SJF)が主催する6月26日(水)13:30よ開催されるアドボカシーカフェに当会代表理事の山田が登壇します。優生思想の問題なども掘り下げながら、タイトルにある「精神疾患のある本人もその家族も生きやすい社会」についてともに考える機会にしたいと思います。オンライン企画、参加費無料です。ぜひお誘い合わせのうえ、ご参加ください。
SJFアドボカシーカフェ第86回 精神疾患のある本人もその家族も生きやすい社会へ―親と子の立場から考える―
子ども全体の15~23%いると言われている精神疾患の親をもつ子ども・若者。他の子どもと比べて、自身の罹患率が2.5倍高いと言われることもありますが、現状日本において支援は空白領域です。精神疾患に対する偏見、家族主義の強さ、子ども自身が置かれている状況の自覚・言語化が難しい等により、多くの当事者が見えない存在となっています。
NPO法人CoCoTELIはそんな空白領域において、精神疾患の親をもつ子ども・若者支援の土壌づくりにチャレンジしています。CoCoTELIがいう「精神疾患のある親をもつ子ども・若者支援の充実」は、「精神疾患のある方が安心して子どもを望み・育てることができる社会」にもつながるのではないでしょうか?
本アドボカシーカフェでは、精神疾患の親をもつ子どもだけでなく、精神疾患のある本人とともにクロストークを通して、精神疾患のある本人もその家族も生きやすい社会について考えます。
●ゲスト
〇山田悠平さん: 一般社団法人 精神障害当事者会ポルケ代表理事。近年では、国立精神・神経医療研究センターとの「精神障害×防災」をテーマにした当事者主導型研究の実施、アンチスティグマの取り組みとしてメディアガイドライン制作の働きかけなど、「共同創造」をモットーに精神障害のある当事者の立場から、当事者の場づくりや理解啓発活動、政策提言に取り組んでいる。
〇平井登威さん*基調講演: 2001年8月静岡県浜松市生まれ、関西大学4年生(休学中)。精神疾患の親をもつ25歳以下の支援を行うNPO法人CoCoTELI代表。幼稚園年長時に父親がうつ病になり、虐待や情緒的ケアを経験したことからCoCoTELIでの活動を開始。精神疾患の親をもつ子ども・若者支援の土壌をつくるために日々奮闘中。
〇山縣勇斗さん*基調講演: 2000年生まれ。NPO法人CoCoTELI理事。大学1年次に母親が精神疾患を患い、父親もアルコール依存症気味である家庭環境の中で情緒的ケアなどを経験。大学3年次にCoCoTELIと出会い、2023年からCoCoTELIでも活動している。
●日時:2024年6月26日(水) 13:30~16:00 (受付時間13:00~)
●会場: オンライン開催
○オンライン会議システム・Zoomを使用します。参加方法の詳細は、お申込みくださった方に前日までにメールいたします。
○グループ対話セッションや、ゲストとの対話も行う予定です。見聞きだけの参加も可能ですが、この対話の場を一緒につくれるよう、お声を出していただけましたら幸いです。ご登壇者以外の参加者さまのお顔は写らないよう初めはこちらで設定いたしますが、ご発言の際は自主的にお顔を写していただけます。
●参加費: 無料
●お申込みフォームはこちら
○先着50名様。事前登録制。
○締め切りは【6月24日】、または【定員に達した時点】の早い方とさせてください。
●イベントホームページ
●主催・問合わせ先: NPO法人まちぽっと ソーシャル・ジャスティス基金(SJF)
メール:info@socialjustice.jp