【報告】第28回ポルケお話会開催
3月に入りましたね!
急な季節変化で身体がついていきづらいのが難しい一方、春めいて暖かくなってきていることは喜ばしい近頃です。
第28回目となるお話会は障害者福祉会館から飛び出し、東京都大田区にある池上梅園の茶室「清月庵」で開催しました。
午後から雨が降るという天気予報だったのですが、ありがたいことに開催中はとてもいいお天気でとても癒されました(*´ω`)
※池上梅園内の茶室「清月庵」。古くて趣き佇まいです。
今回は11名の方々が参加でした。話したいテーマを持ち寄って、今回は就労についてと、普段の暮らしについてというテーマが上がりました。
<<就労について>>
・障害を公言せずに働くことの難しさ。
・障害者雇用で勤務しているが、人事と実際に働く現場とで自分の扱われ方にギャップがある。
・目に見えない障害であるがゆえ、しんどいことやできないことを表現するタイミングがむずかしい。
・できないと表現するときには『なぜできないのか+代わりにやってくれてありがとう』、と言ってみようと思う。
・職場の人に相談がむずかしいときは職場を紹介してくれた地域の就労支援機関に相談して対応してもらった。etc…
働くことは我々当事者にとってとても大切なことです。職場への障害の理解を求めることや無理のない働き方のハードルはまだまだ高いのだなと感じました。
しかし一方で地域の就労支援機関に相談したというエピソードは、個人的には大きなヒントでした。企業側と当事者との間で架け橋的な存在が今後もっと必要になってくるのかなと思いました。
<<普段のの暮らしと気分転換について>>
普段畑で野菜を育てている参加者の方のお話を聴きました。
今の季節ではどんなものを育てているか。就労移行支援でも内職的な作業よりは畑で作業する方が体調が良い実感がある。植物の生命力ってすごいなと思える。などなどご自他ともに感性が豊かになってる感じなんですって(*´ω`)
自分にぴったりのものが見つかる→たのしい→知識欲が出る→回復に役立っている
というサイクルが出来上がっているとのことで、お聴きしてすばらしいなぁと思いました。
気分転換の話題では水泳や自転車、、ウォーキングなどからだを動かすことをしている方が思った以上に多くいました。
お仕事をされている方は、日曜日に運動をすると月曜日の仕事が気分と体調においてとても楽になる、との話もありました。
ポルケでも、体を動かすイベントをやろうと現在計画中です。
お薬だけが健康になる手段とは捉えず、別のアプローチも探ってみたいよね、と意気込んでおります(;’∀’)
今回の参加者の方から、「当事者会で初めて素を出して話せた!」、「今回の会場、雰囲気はなんだか修学旅行みたいな気持ちになれた!」などの嬉しい感想をいただきました。
穏やかですてきな時間を各々が過ごせたように思います。
私もかなり癒されました。鳥の声や心地よい風とのほのぼのした雰囲気で気持ち良かったです。
次回もよろしくおねがいします(*´ω`*)(ともちん)
※梅は時期を過ぎててほとんど咲いてませんでしたが、あんずの花が可愛らしく咲いてました♪