障害者差別解消法研修の講師を務めました
地元大田区にて障害者差別解消法研修の講師を務める機会に恵まれました。
講師をご一緒したのはDPI日本会議の白井さん。
夏の障害者権利条約のパラレルレポート報告会にも登壇いただきました。
2016年施行された障害者差別解消法ですが、例年大田区では啓発の取り組みを行ってきました。
昨年の2018年には東京都差別解消条例が施行され、ますます地域での共生の在り方が求められています。
そんな中だからこそ、わかりにくいとされる精神障害について、当事者目線でお話をさせていただきました。
質疑応答も活発となり、これからの共生社会づくりに向けて会場みんなで考える機会となりました。
当日は福祉関係者に限らず、一般の区民の方の参加も多かったようです。
一方で、合理的配慮はまだまだ一般化していない言葉でもあります。
福祉関係以外の人からすると、なにそれ?というのが正直なところかと思います。
先日は区議会に後援事業に関して合理的配慮を推進してほしい、そんな陳情書を出しました。
来年度は法改正が予定されています。
内閣府障害者政策委員会では検討の議論が本格化しています。
差別の定義範囲や合理的配慮の法的義務化、この辺りが大きな論点になりそうです。(山田)