【研究協力募集】精神科訪問看護ユーザー経験者へのzoomインタビュー

リカバリーカレッジおおたなどでお世話になっている東京工科大学の清家先生から下記の依頼をいただきました。

訪問看護を利用している精神障害のある人を対象とした20分程度のzoomインタビューを行いたいとのことです。時期は可能であれば、2月、3月と随時行いたいとのことです。この研究は、精神科訪問看護に従事する作業療法士の良いトレーニングの方法やその測定のあり方を狙いとしているようです。

より良い訪問看護サービス充実につながるよう当会もご協力したいと考えております。清家先生から下記の文章をお預かりしました。主旨賛同いただける対象の方は、下記ご覧いただき、清家先生に直接ご連絡をお願いします。よろしくお願いします。


 私は現在、精神科訪問看護で働く作業療法士の教育システムに関する研究を行っています。その中で、精神科訪問看護で働く作業療法士におけるクリニカルラダーの開発を行っています。クリニカルラダーとは、支援者の医療現場における実践能力を高めることを目的に人材育成していくための教育システムで、近年の医療人材育成において広く開発、運用されています。

 今回の研究では、現在我々が開発を行っている「精神科訪問看護に従事する作業療法士におけるクリニカルラダー」に対して精神科訪問看護の利用経験者を対象に、その項目内容の妥当性を検討することを目的としています。この研究計画を実行するためには、精神科訪問看護の利用経験者から、項目内容についての意見が必要となります。そのために、今回の研究のご協力を依頼させていただきました。

 なお、このたびの研究に関しては、東京工科大学倫理審査委員会の承認を得た上で行っております。その他、何かご不明な点がございましたら、下記の連絡先(研究代表者)へお問い合わせください。以下の事項をご確認の上、趣旨をご理解いただき、是非ご協力くださいますようお願い申し上げます。なお、研究協力についてご不明な点などございましたら、下記の研究代表者までお問い合わせください。

  1. 研究目的

本研究の目的は、精神科訪問看護利用経験者を対象に、「精神科訪問看護に従事する作業療法士におけるクリニカルラダー」の妥当性の検証を行うことです。

  1. 研究協力者の選定条件

以下の条件を満たす者

1)研究協力に同意した者

2)精神科訪問看護を利用したことのある者(現在利用中の者も含む)

3)読字による書面内容の理解が可能な者

4)オンライン会議システム(zoom)の使用が可能な者1

 

※1 本クリニカルラダーは作業療法士が使用することを想定しています。そのために項目の中には、作業療法の専門用語が含まれています。作業療法士以外の方が読まれる際には、その項目の意図が理解しにくいと思われる内容も含まれています。そのために、アンケートに答えて頂く際はzoomでミーティングを開催し、随時質問できる体制で実施させて頂きたく思います。参加協力頂ける方が決まり次第、ミーティングの日程を調整致します。ミーティングは参加協力者の集まりやすい日程を確保するために複数回実施する予定ですので、ご都合の良いミーティングにご参加いただき、アンケートにご回答をお願いします。

  1. ご協力いただきたい内容

本研究では以下の概要のアンケートにご協力いただきます。

  • アンケート内容

(1)回答者の属性について

性別、年齢、診断名、精神科訪問看護の利用期間、精神科訪問看護の利用頻度をお答えいただきます。

(2)クリニカルラダーの項目について

精神科訪問看護に従事する先行研究および作業療法士の意見をもとに開発を行った、クリニカルラダーの項目に目を通していただき、それぞれの項目が重要であるかを4段階で回答していただきます。また、特に改善が必要な項目や提案事項のある項目については自由記載欄でその理由や、修正案を記載してください。

  • 時間

アンケートの実施時間は約20分です。

  • 研究実施期間について

2022年3月以降(予定)

調査は一定の合意基準に達するまで、複数回の調査を行うことを予定しています。

  1. 研究対象者に生じる負担、予測される危険性および利益

1)負担、予測される危険性

本研究は、協力者の皆様への侵襲性はありません。アンケートの実施には、約20分程度の時間がかかると想定しています。疲れを感じた際は適宜休憩を取って頂いて構いません。

2)予測される利益

 本研究に初回調査から最終調査まで回答を行って頂いた協力者には商品券(Amazonギフトカード)1000円/人を調査終了後にお支払い致します。

  1. 倫理的配慮

本研究は、東京工科大学研究倫理審査委員会で承認された後に実施します。本研究の研究協力はすべて任意で行われるもので強制されるものではありません。なお、研究への協力を拒否しても不利益を被ることはありません。本研究のデータはすべて匿名化され、個人情報は完全に保護されています。匿名を連結させるための個人情報データはロックをかけて、調査に用いるパソコンと異なるパソコンで保存します。またデータは研究目的以外で一切使用しません。対象者は、いつでも理由なく、調査協力を拒否でき、それによっていかなる不利益も発生しません。また、一度協力同意した後でも同意の撤回を行うことは可能です。その場合は2022年7月末までにご連絡下さい。分析データはインターネットに繋がっていないパソコンにて管理を行います。また、全てのデータは異なるロックをかけて保存するとともに、それらのデータは論文掲載の5年後に削除します。

  1. 情報の公開

 本研究の結果は、学会、原著論文での発表を予定しています。

以上

 研究代表者・問い合わせ先

 清家 庸佑

〒144-8535 東京都大田区西蒲田 5 丁目 23-22 東京工科大学 作業療法学専攻

TEL:03-6424-2153(直)  E-mail: seikeysk☆stf.teu.ac.jp (☆を@に変えてください。)

 

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