【情報提供】国際精神保健・ウェルビーイング ガイドブック(限定割引頒布企画)

国際精神保健・ウェルビーイング ガイドブック(金剛出版社)のご紹介です。東京大学の井筒節さん第5章の国際精神保健・ウェルビーイングの促進における当事者参加について、当会代表理事の山田が寄稿しました。金沢大学の堤敦朗さん、東京大学の井筒節さんにお声がけをいただきました。著者割引による数量限定で割引頒布企画を行います。(郵送料込みで3000円)どうぞ奮ってお申込みください。
入金先をご案内し、確認取れ次第、発送させていただきます。(少々お時間を頂くと思います。)その旨ご承知おきください。

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国際精神保健・ウェルビーイング ガイドブック(金剛出版社)

■内容

世界規模での感染症や地震,台風といった自然災害,紛争や戦争,貧困や格差の広がり,性暴力や差別などの人権侵害が続く中,今まで以上に精神保健・ウェルビーイングへの取り組みの重要性が増してきている。

2015年に国連総会で採択された「持続可能な開発のための2030開発アジェンダ」と「持続可能な開発目標(SDGs)」は,2030年までの世界の優先課題を規定したものであり,ここに精神保健と障害が含まれたことの意義は大きい。
本書は,わが国における国際精神保健・ウェルビーイングをめぐる初めての専門書として,新しい国際優先目標となるにいたった歴史や背景と,各領域での事例と課題,今後の行動計画について,国連システムで長らくこのテーマに携わってきた編者をはじめとした,第一線で活躍する専門家・実務家・当事者が紹介する。

まだ新しいこの学問・実践分野における多様な考えや取り組みに興味をもち,関わっていきたいという人のための格好のガイドブック。

■目次

序 文

第Ⅰ部 国際精神保健・ウェルビーイングの現状
第1章 国際精神保健・ウェルビーイング――国際社会の新優先事項(井筒 節・堤 敦朗)
第2章 国際精神保健・ウェルビーイングにおける国際機関の役割(井筒 節)
第3章 外交と精神保健(杉浦寛奈)
第4章 国際NGOによる精神保健・心理社会的支援の取り組み(藤井麻衣子・赤坂美幸)
第5章 国際精神保健・ウェルビーイングの促進における当事者参加(山田悠平)
第6章 緊急時における精神保健・心理社会的支援心理的応急処置(サイコロジカル・ファーストエイド:PFA)(堤 敦朗・井筒 節)
第7章 世界の子どもの精神保健・ウェルビーイング(福地 成)
第8章 世界の若者の精神保健(安藤俊太郎,森田正哉,八木智子,小塩靖崇,金原明子,熊倉陽介,藤川慎也,佐々木司)
第9章 世界の労働者の精神保健復職への支援(秋山 剛・有馬秀晃)
第10章 自 殺(堤 敦朗)

第Ⅱ部 国際精神保健・ウェルビーイングの実践
第1章 OECD(経済協力開発機構)における取り組み(稲岡恵美)
第2章 パレスチナ難民の精神保健・心理社会的サポート――プライマリケアへの融合による支援(北村尭子)
第3章 ウガンダにおける精神保健(橋本 仁)
第4章 四川大地震復興支援こころのケア――人材育成プロジェクト(田中英三郎)
第5章 東日本大震災――東北から世界に向けて(福地 成)
第6章 国際看護師協会(ICN)による取り組み(窪田和巳)
第7章 精神保健をめぐる若者の取り組み――EMPOWER Project(飯山智史)
第8章 インターンシップ――UNRWAでの活動を通じて見たパレスチナ難民の健康課題(稲垣陽子)
第9章 ジェンダーと精神保健――エクスクルージョンに立ち向かう:国際開発において可視化されてこなかった精神保健(A. H. モンジュール・カビール)

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