【活動報告】心のバリアフリー研修コンテンツについて

東京オリンピックパラリンピックに向けて、一般財団法人国土技術研究センターと公益財団法人と交通エコロジー・モビリティ財団の共同研究事業として構造的な障害理解のための研修コンテンツの制作に精神障害当事者会ポルケも参画してまいりました。この度研修コンテンツの紹介ページが更新されたのでご紹介いたします。研修実施にかかるお問い合わせやお申込みは下記のリンク先よりお願いいたします。

心のバリアフリー研修について(外部リンク)

■特徴その1:障害のある当事者講師との対話による研修です

■特徴その2:動画のリアリティのあるシーンから「社会的障壁」を理解します

■特徴その3:気づいて対話し、自ら考える「発見型」の研修で、行動につなげることを目指します

■特徴その4:「障害の社会モデル」に係る公的な考え方や研修方針に準拠しています

なお、2022年9月に障害者権利条約の対日審査に係る総括所見の第8条(意識の向上)では以下のような懸念と勧告が示されています。

〇社会およびメディアにおいて、障害者の尊厳と権利に関する認識を高めるための努力と予算配分が不十分である。
〇障害者に対する否定的な固定観念、偏見、有害な慣行を排除する国家戦略を採択し、その策定と実施、および定期的な評価への障害者の密接な参加を含むこと。

このように、障害者権利条約の実施の観点からも「障害の社会モデル」に係る公的な考え方や研修方針に準拠した研修のますますの実施が必要となっています。

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