【情報提供】6.20‐22日本精神神経学会シンポジウム登壇(札幌)
精神障害当事者会ポルケでは、当事者主体や共同創造のありかたを具体的に示すために学術集会での発表を近年積極的に展開しています。6月20日から22日まで北海道札幌市にて、第120回日本精神神経学会学術総会が開催されます。当会からは以下のシンポジウムにて登壇を行います。当会が取り組んでいるプロジェクトなどを交えて話題提供をします。会場でお見掛けの際はお気軽にお声がけください。
▼当事者参加型の倫理委員会の実現に向けて:当事者・家族・医療者からの工夫と提案
6月20日(木) H会場(札幌コンベンションセンター2F小ホール)
8:30-10:30 委員会企画シンポジウム 2 (研究倫理委員会)
〔日本精神神経学会倫理教育研修会対象セッション〕
司会: 夏苅 郁子(やきつべの径診療所)・村井 俊哉(京都大学大学院医学研究科脳病態生理学講座(精神医学))
ピアサポーターとしての経験と実践から考える倫理審査委員会の実現
〇亀沖 昌睦(特定非営利活動法人日本双極性障害団体連合会)
障害者団体における倫理審査委員会設置について
〇山田 悠平(一般社団法人精神障害当事者会ポルケ)
当事者参加型の倫理委員会の実現に向けて:当事者家族の立場から思う工夫と提案
〇塚本 弥生(岡崎地域精神障害者家族会)
当事者参加型の倫理委員会に向けて
〇鬼頭 伸輔(国立精神・神経医療研究センター病院精神診療部)
当事者の福利を実現する倫理審査委員会とは
〇飯島 祥彦(藤田医科大学)
▼研究のコ・プロダクションを通じた学会の組織変革
6月21日(金) H会場(札幌コンベンションセンター2F小ホール)
13:25-15:25 委員会企画シンポジウム 16 (アンチスティグマ委員会)
司会: 笠井 清登(東京大学大学院医学系研究科精神医学)・藤井 千代(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所)
日本精神神経学会パラダイムシフト調査班の目指したこと
〇神庭 重信(社会医療法人栗山会飯田病院精神科、日本うつ病センター)
研究の共同創造を通じた学会の組織変革:日本統合失調症学会が取り組む社会実験
〇福田 正人(群馬大学大学院医学系研究科神経精神医学)
○山口 創生(国立精神 ・ 神経医療研究センター精神保健研究所地域精神保健 ・ 法制度研究部)
○笠井 清登(東京大学大学院医学研究科精神医学)
○村井 俊哉(京都大学大学院医学研究科精神医学)
〇宇田川 健(認定特定 NPO 法人地域精神保健福祉機構(コンボ))
〇堀合 悠一郎(特定非営利活動法人さざなみ会)
〇平原 美栄
当事者主導研究の実践から考える研究における共同創造の普及のあり方
〇山田 悠平(一般社団法人精神障害当事者会ポルケ)
○川口 敬之(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所地域精神保健・法制度研究部)
▼「医療保護入院」について
6月21 日(金) K会場(札幌コンベンションセンター2F206 会議室)
15:40-17:40 委員会企画シンポジウム 18 (精神保健福祉法委員会)
司会: 田口 寿子(神奈川県立精神医療センター)・太田 順一郎(岡山市こころの健康センター)
なぜ医療保護入院は廃止されなければならないか
〇中島 直(医療法人社団新新会多摩あおば病院、日本精神神経学会精神保健福祉法委員会)
行動制限を伴う長期入院を削減するためには医療保護入院廃止にとどまることはできない
〇吉岡 隆一(京都府立洛南病院)
障害者の権利に関する条約(CRPD)からみた非自発的入院
〇森川 将行(三重県立こころの医療センター、奈良県立医科大学精神医学講座)
当事者が受けたい精神科医療とはそもそも何か。
〇山田 悠平(一般社団法人精神障害当事者会ポルケ)
▼患者満足度の高い精神科診療とは?
6月21日(金) J会場(札幌コンベンションセンター2F201+202 会議室)
10:45-12:45 一般シンポジウム 55
司会: 渡邊 衡一郎(杏林大学医学部精神神経科学教室)・古郡 規雄(獨協医科大学精神神経医学講座)
当事者の治療満足度について、これまでの報告と今後の課題
〇菅原 典夫(獨協医科大学精神神経医学講座)
共同意思決定(Shared Decision Making:SDM)によって当事者が満足する精神科診療につなげる
〇渡邊 衡一郎(杏林大学医学部精神神経科学教室)
当事者・家族から見た「精神科医の診察態度」:6000 人のアンケート調査の結果から
〇夏苅 郁子(やきつべの径診療所)
患者として満足するとは?
〇相良 真央(一般社団法人精神障害当事者会ポルケ、特定非営利活動法人凸凹ライフデザイン)
〔指定発言者〕
〇宮岡 等(北里大学/医薬品医療機器総合機構)