旧優生保護法救済法成立しましたが・・・

子どもをもつことは、誰しもが認める権利です。
日本国憲法には幸福追求権というものがあり、法的な位置付けにおいても普遍的な価値として尊重されるべきものです。
しかし、現行憲法が制定された1948年~1996年まで、この国には優生保護法という法律がありました。
この法律により、障害があるために、不妊手術がおこなれ、生殖能力を強制的に奪われた人が数多くいます。

麻酔薬を投与されるなどして、強制的に手術を受けさせられた人も多くいるので、ご本人自身が手術を受けたこと自体をご存知ない人もいると言われています。
被害者への「おわび」と一時金320万円の支給を盛り込んだ議員立法の救済法が24日午前、参院本会議で全会一致で可決され、成立しました。

救済策を検討してきた与党の作業チームと野党を含む超党派の議員連盟は国会内でそろって記者会見しました。



超党派の議員連盟の会長を務める自民党の尾辻元参議院副議長は、「関係する皆さんがお年を召しており、まずはおわびを示したいという思いで作業してきた。短い期間で成立させることができたことは大変よかった」と述べました。

一方、おわびの主体を「我々」としたことについて、議員連盟のメンバーで立憲民主党の西村智奈美衆議院議員は「主に念頭に置いているのは旧優生保護法を制定した立法府と、執行した行政府だ。戦後初めて議員立法で成立した法律への立法府の責任は重く、けじめをつけなければいけないという思いがあった」と述べました。

出典:NHKニュース2019.4.24
旧優生保護法救済法成立「これで終わりでない」超党派議員連盟


そして、本来、患者を守る立場だった精神科医や入所施設は強制手術に抵抗することなく、むしろ加担してことが明らかになっています。
「精神障害者の遺伝を防止するための優生手術の実践を促進せしむる財政措置を講ずること」として、過去に精神科医療業界の日本精神衛生会と日本精神病院協会は陳情書を提出しています。

このこと自体について、注目されてもいいように思います。
医療業界としての総括が待たれるところです。



救済法成立し、首相談話が発表されました。




本日、旧優生保護法に基づく優生手術等を受けた者に対する一時金の支給等に関する法律が成立いたしました。

 昭和23年制定の旧優生保護法に基づき、あるいは旧優生保護法の存在を背景として、多くの方々が、特定の疾病や障害を有すること等を理由に、平成8年に旧優生保護法に定められていた優生手術に関する規定が削除されるまでの間において生殖を不能にする手術等を受けることを強いられ、心身に多大な苦痛を受けてこられました。このことに対して、政府としても、旧優生保護法を執行していた立場から、真摯に反省し、心から深くお詫び申し上げます。

 本日成立した法律では、厚生労働省が一時金の支給の事務を担うこととされています。今回の法律が制定されるに至った経緯や趣旨を十分に踏まえ、政府として法律の趣旨や内容について、広く国民への周知等に努めるとともに、着実に一時金の支給が行われるよう全力を尽くしてまいります。

 また、このような事態を二度と繰り返さないよう、全ての国民が疾病や障害の有無によって分け隔てられることなく相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向けて、政府として最大限の努力を尽くしてまいります。

旧優生保護法に基づく優生手術等を受けた者に対する一時金の支給等に関する法律の成立を受けての内閣総理大臣の談話


 しかし、先日こちらにも記した通り、優生保護法が定めた優生手術に関する規定の削除以降も、障害や疾病を理由にして、生殖を不能にする手術等を受けることを強いられた人々もいます。

残念ながら、これらのことは置き去りになったままです。
自身が関わる日本障害フォーラム(JDF)の差別解消委員会で言及もしました。
JDFの声明では、それらの課題を含めて、今後の課題についても言及をしています。



「旧優生保護法に基づく優生手術を受けた者に対する一時金の支給等に関する法律」の成立にあたっての声明

日本障害フォーラム(JDF)
代表 阿部 一彦

 私たちは、3月5日に「旧優生保護法下における強制不妊手術に関するJDFフォーラム」を参議院議員会館で開催し、300人近い参加者とともに優生保護法被害者のための新たな法律が憲法の精神に立脚し、障害者権利条約など批准されている関連の国際規範に則り、被害者の立場に立った、立法府の良心に恥じない水準であることを求めました。
 「旧優生保護法に基づく優生手術を受けた者に対する一時金の支給等に関する法律」が4月24日に全会一致で成立しました。これまでの党派を超えての取り組みに、敬意を表するものです。しかしながら、訴訟原告や支援者が求めた内容には遠い状況にあり、法制定後もきめ細かい丁寧な対応ができるよう支援を続けていく必要があります。

 2018年1月の仙台地裁への提訴に始まり、全国7地裁で20人の原告が優生保護法被害を訴え裁判に立ち上がっています。法案審議にあたっては、「私たち抜きに私たちのことを決めないで」という障害者権利条約の理念が尊重されたとは言えず、さらに、法によって強制的に傷つけられた身体は元に戻すことはできないうえに、子どもを持つか持たないかを選択する権利を奪われるという重大な被害にもかかわらず、320万円という補償額も納得できるものではありません。

 法は成立しましたが、旧優生保護法被害の問題は根本的に解決したわけではありません。私たちは、自らの意思を伝えにくい人が、法律によって国民としてあたりまえの権利を奪われた事実を重く受け止め、長年の間、心身の痛みや苦悩を抱えて生きてきた優生保護被害裁判の原告や今もって声を上げられない被害者を支援していきたいと思います。一時金支給の手続きや、それに関わる周知と相談などが丁寧になされるとともに、今後の調査と検証の作業、さらには補償の期間やあり方などを含めた法制度上の検討が引き続き行われ、またその過程に障害者団体の実質的な参加がなされるよう求めます。
 なお旧優生保護法を超えて、その後も現在まで実施されている本人の意に反した不妊手術等の実態についても解明し、そうした不妊手術等が起こらないよう私たちは引き続き取り組みます。

「旧優生保護法に基づく優生手術を受けた者に対する一時金の支給等に関する法律」の成立にあたっての声明


不妊手術を是としてきた価値観は、残念ながらまだまだ根深く残っています。
例えば、今もなおとして、障害者施設によっては、施設管理や本人の健康のためとして、恋愛それ自体を禁止しているとこともあります。

現在、精神障害当事者会ポルケでは、恋愛・育児・結婚を切り口にした当事者の体験レビューを踏まえた本作りに参画しています。
マイナスな価値観からパラダイムシフトするとともに、それへの必要なサポートの環境整備が求められます。
当事者の声を通じた課題提起をポルケでは引き続き行ってまいります。(文:山田)

【ご報告】第2回医療基本法制定に向けた議員連盟

医療基本法の制定に向けた議員連盟に、加盟する全国「精神病」者集団のメンバーとして陪席しました。
日本には患者の権利を規定する法律がありません。ようやく今年から、超党派の議連が発足し、中身づくりが深まってきました。

精神障害者の多くは、精神科医療との関わりに複雑な気持ちを抱いています。医療が体調管理には資することがある一方で、長期化する社会的入院をはじめ、本人が同意しない医療行為が、本人の保護の名の下に正当化されてきました。

そのような環境要因により、患者への権利意識が希薄となり、医療提供側のパターナリズムが現場では横行し、多くの仲間が今も苦しんでいます。
地域の当事者会では、先日も医療をテーマに意見交換もしました。当事者ならではの視点やぐエピソードを織り混ぜながら、意見述べられるように、次回ヒアリングに備えたいと思います。(文:山田)

◎患者の権利擁護を中心とする医療基本法制定に関する声明(全国「精神病」者集団)

患者の権利擁護を中心とする医療基本法制定に関する声明



【報告】第26回ポルケお話会開催

2019年1月お話会。26回目の開催となりました。

初参加の方も含む16名の仲間の参加がありました。
お正月の近況など始まる前から、新年らしく和気あいあいとした雰囲気でした。

お参りに行った話。
おせち料理の話。
それぞれ新年の挨拶かねて、近況なども報告しあいました。

お話会の中身としては、
①体調管理の話

②やりがいと体調維持のバランス

といった話題があがりました。

①体調管理の話
みなさんが日頃こころがけていることを語りました。
・少し体調が悪い時も外に出るようにする
・目の前のちょっとした目標をつくってみる
・自分の波を予想して、休むタイミングやスケジュールを意識する
・サプリメントをとってみる
・ヨガとか身体をほぐす体操をしてみる
・・などなど

みなさんの日頃の実践や当事者の友達から聞いた話など、盛りだくさん。
「あ!これなら自分に合うかも」というのが各々あったようです。
発達障害の方のアドバイスが統合失調症の方に活きたり、逆もしかり。
診断名の違いにあんまり重きを置かないポルケらしさの一つかもしれません。

やはり体験の話は重みがあるなと思いました。
私もついつい忙しくしすぎてパンクをしてしまうので、「休むタイミングをスケジュールに入れるは実践してみる」ことにします。

ほかには、②やりがいと体調維持のバランス。

お仕事のサイクルが順調にまわっているけど、少しやりがいが物足りなくなるときがある。
・・・転職も検討しているけど、環境が変わって、体調が悪くならないかも心配。

といった投げかけからお話が掘り下げられました。

・チャレンジがしにくくなっている
・チャレンジがあんまり周囲が認めてくれない
・障害の配慮を伝えると、優しくしてくれるのは助けるけど、なんか極端なことも?
・いやいや、障害の配慮はやっぱりつたえるのがむずかしい

いつものように良い意味でも「答え」はなかったですが、それぞれみなさんが思うところはあったように思います。

次回は2月17日。よろしくお願いします。

【報告】第25回ポルケお話会開催

2018年みなさんはどのようにお過ごしでしょうか?

私は1年の節目を感じつつも、どこかクリスマス、お正月を迎えるときの子どもの頃に感じたようなわくわくとした気持ちがどこか色褪せていることに気づく今日此の頃です。

感情の流れのままに一喜一憂することは確かに疲れてしまいますが、むしろ今の私には必要なのかもなとも思っています。

 

25回目となるお話会。
はじめての参加者も含む16人の仲間が参加してくださいました。

冬の季節もありウツ期に入る仲間も多く「体調管理」の話はひとつ大きなテーマとなりました。

服薬に対する向き合い方はそれぞれで、睡眠薬や頓服薬の使い方などの経験も共有しました。

特に病歴が長い仲間の睡眠薬の付き合い方は、個人的に大いに参考になりました。睡眠薬は性質上、効き具合がどうしても悪くなってしまうこともあります。

どうしても効き目を求めるあまりに強い薬に向かいがちとのこと。医師に相談のもと、飲まなくても寝れる日は、飲まなくてもよいのではという意見もありました。

睡眠を誘導する習慣づくり(生姜湯や夜間のスマホ使用は控えるなど)は、睡眠薬を日頃常用しているかに係わらず参考になる仲間も多かったようです。

服薬を体調管理の一助としつつ、カウンセリングや運動療法を取り入れている仲間の経験談もありました。

いずれにしても体調の回復と維持には信頼する医療者に出会えることが大切ですよね。相性もありますが、過去のお話会では嫌な経験談も共有されることが多かったです。

「こればかりは運」というのもひどい話です。

私たちが受けたい医療を私たちで言葉にしていくことを今後さらに取り組みたいと思っています。

他には、障害者雇用で最近仕事を始めた仲間の報告がありました。
職場の雰囲気や諸々の配慮も行き届いているようです。暖かい話に安心するとともに、このような素敵な障害者雇用が進むと良いなと思いました。

改めて思うのは、経験則をもとに語れるのは私たち当事者会の強みです。

私たちが実際に何を思い、何を感じたか、これを言葉にしていくことで、ポルケは私たちにかかる制度や仕組みも変えていきたいと思っています。

もしかしたら、できることはちっぽけなことかもしれません。
でもそれが必要なことであると、私は思っています。

来年も良い年にしましょう。
またお会いできることを楽しみにしています。(山田)

【報告】第22回ポルケお話会開催

2018年9月2日 @東京都障害者福祉会館 和室

 

午前中の雨音の激しさには少しびっくりました。

 

まだまだ暑いですが、季節の移ろいを感じる今日このごろです。

 

今回はじめての参加者の方2名も含む、計10名の当事者が集まっての開催となりました。

 

今回のテーマは「精神科医療について」です。

幾度となくお話会の中であがってきたトピックのひとつです。

 

「医療のおかげで症状が和らいだ」「体調の回復に欠かせなかった」という声も聞かれますが、

 

往々にして、「ちょっとこれはないよね」「そんなことはないよね」といった怒りや戸惑いの声を聞くことの方が多かったように思います。(きっと他の会でもそうだと思います。)

 

以前どこかの回で、体調が悪そうな友人に精神科医療をすすめられるかという問いに、

 

「んーちょっとね」。という反応が多くのメンバーからあったのを記憶しています

 

「んーちょっとね」。を言葉化してみよう、今回はそういった趣旨で実施となりました。

1)精神科医療とのつながりのきっかけ

 

2)通院・入院してよかったこと

 

3)通院・入院してこまったこと(ここは変えてもらいたい)

 

4)私たちにできそうなことはなんだろう

 

そのよう流れで行いました。

 

1)精神科医療とのつながりのきっかけ

ちなみに今回参加した年齢層は20代から50代、女性が4人、男性が6人と幅広い層の参加となり、

 

また、現在の診断名も統合失調症、双極性障害、摂食障害、社会不安性障害、発達障害etcと多岐にわたりました。

 

思い返すと「環境の変化」にともない「身体に異変」があったという声が多かったです。

 

友人・恋人関係の悪化、職場の異動、3.11東日本大震災etcの環境の変化。

 

頭痛。睡眠不足。悩みがずっと頭から離れないといった身体の異変。

 

はじめは他の神経内科などにかかり、精神科医療につながった、そういうメンバーもいました。

 

他方で、娘の診察をきっかけに、WEBサイトのセルフチェックで受診したというメンバーもいました。

 

多くのメンバーに共通したのは、受診そのものに戸惑いや不安の感覚を覚えたということです。

それは私たち自身にとって精神科医療が身近ではなかったということの裏返しかもしれません。(良くも悪くもです)

 

2)通院・入院してよかったこと

精神科医療そのものの役割を否定されるとも思えないので、「よかったこと」これについても経験や思いを共有しました。

 

脳の病気、診断名がおりたことで、自分のコンディションの変化に説明がついた、

 

これが多くのメンバーからコメントが出ました。

 

あるメンバーからは、今までの人生で自分か抱えてきたものがみえて、ある種のアイデンティティにもなったというコメントも聞かれました。

 

ただ、診断名に関しては説明されれば、そうなんだなと思うが、よくわからないものという声も聞かれました。(その後、コロコロ変わったという声も)

 

あとは、体調そのものがよくなった、という声も聞かれました。

眠れるようになった。食欲が安定した。(ヒトの根幹ですよね)

 

3)通院・入院してこまったこと(ここは変えてもらいたい)

続いて、精神医療の「変えてほしいところ」について、それぞれが思いを語りました。

 

診察については、3、4週間の状態を話すには、診察時間が短すぎる、診断結果が客観的かどうかの保証がない。

といった意見から、お医者さんとのコミュニケーションの取り方が難しいといった意見も聞かれました。

 

障害者手帳の存在など福祉サービスの情報がなかなか手に入りにくい、薬の副作用が気になるというコメントもありました。

 

4)私たちにできることはなんだろう

精神医療の課題について話し合った後に、ではどうしたらもっと良くなっていくのだろうかと、アイディアを探りました。

 

脳や血液の検査などによる数値での客観的な判断ができる診察方法があると嬉しい、診察時間を長くしてほしいというコメントがでました。

 

診察時間の短さをカバーするために、待ち時間に数週間の自分の体調や薬の飲み忘れなどを記入する紙があるとよい、また、日常的に体調や体重をアプリなどに記録しておき、それを診察に活用するのはどうかといった意見が聞かれました。

ポイントが貯められて何か使えるとかちょっとしたゲームができるとか遊び要素があっても良いよね、といったコメントも。

 

もしかしたら、服薬や食事、睡眠時間といった情報が事前に医師に伝われば、診察に役立つかもしれませんね。

 

 

精神医療そのものが変わっていくことに加えて、日常の場面で社会が変化していくのも重要なのではというメンバーもいました。働き方や公共交通など社会のバリアが減っていくことで、より暮らしやすくなるかもしれません。

 

今回は、メンバーそれぞれが色々な思いをもっていて、ポジティブに提案がうまれてきたりもしました。今後もポルケでは普段の楽しいお話もしつつお話会を運営していきます。

 

次回は、10月7日(日)13:30からです!ぜひ、参加してくださいね。(山田・町田)

【報告】第13回 ポルケお話会 開催

今回は日曜日のお昼に開催しました。会場は和室で落ち着いた雰囲気でした。

参加者の年齢は20代から60代、性別も混合、持病も統合失調症や鬱、双極性障害等様々です。

自己紹介ではお正月の過ごし方についてお話ししましたが
お正月が嫌い、あまり気にしないという方もいればお祭りごとに参加なさる予定の方もいらっしゃいました。

精神障害を持っていると人混みが苦手になってしまったりするのでマイペースに楽しく過ごしたいものですね。

まず主催者の話題提供で、働き方についてお話しすることが出来ました。

クローズで働く方々からは
「体調不良で休む際に何と話せば良いか迷う」
「短期間で回復するわけではないので、治さなくてはいけないことがプレッシャーになる」

オープンで働く方からは
「有給を使い切ってしまったらもう体調が悪くても休めない」
といった問題が挙げられました。

セミオープンという方法もあるので大切な人にだけ伝え理解してもらうという方法も良いかもしれません。

日本ではまだまだ一般的な職業で精神障害というとマイナスのイメージがついてまわるので隠して働く方々はたくさんいらっしゃいます。

ただ芸術の分野ではアイデンティティの一部ととられられることもあるそうで、嬉しいお話だと思いました。

 

次に家族や友人等周りの理解という話題になりました。

「体調不良で家事を手伝ってもらったりする際に相手の心を想像しすぎて、悪く思われているとネガティヴに考えてしまう」

「家族と喧嘩をした際に、また酷くなって迷惑かけるんでしょ、と言われ傷ついた」

「パートナーに仮病じゃないかと疑われた」

また男性陣は

「包容力が求められるが応えることが難しい」
色々な意見が出てきました。

理解のある友人、パートナーを見つけることがとても重要ですね。
苦しさをどう伝えればいいのかは難しい課題です..

 

最後はお薬のお話しになりました。
「強すぎるお薬を出されて1日中動けない」

「副作用でとんでもない重力を感じ寝ることしかできなかった」

お医者様の言うことを聞いてお薬ただ飲むだけでは副作用で生活に支障がでてしまうという方は少なくないようです。

私自身も睡眠薬を飲んで起きてみたら、スマホの充電器で酷い火傷をしていたことがあります。

ただ2週間程飲み続けると副作用が和らぐ薬もあったりするそうなのでまず試してみることも必要かもしれません。

最後の感想共有では
病気の縛りがなくて嬉しい、
違う意見から自分が広がる、
自分の語りから派生がありアドバイスももらえたりするのが嬉しいといった
有難い感想をいただきました。

寒さもどんどん厳しくなってきているので皆様体調にお気をつけてお過ごし下さい。

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次回以降の日程は以下です。

♪第15回お話会♪
日時:1月21日(日)13:30~15:30
会場:東京都障害者福祉会館 和室A
対象:精神障害者当事者向け

♪第16回お話会♪
日時:2月18日(日)13:30~15:30
会場:東京都障害者福祉会館 和室A
対象:精神障害者当事者向け

【報告】 第12回 ポルケお話会 開催

11月のお話会は平日の夜に開催しました。日頃会場として利用する東京都障害者福祉会館が改修工事期間のため、利用予約が混雑していたようです。週末の日中の時間帯に開催をしてきたお話会ですが、今回は平日の夜に開催となりました。

中身の報告の前にポルケのお話会の参加者について、ご紹介します。みなさん当事者としての日々の過ごし方も様々です。

自宅で創作活動に取り組む方もいれば、学生さんもいます。働いている方もいます。その中には作業所や障害者雇用の人もいれば、クローズ(障害を秘密にして働く)の人もいます。それぞれがそれぞれに悩みを抱えながらも暮らしています。

今回は平日開催ということもあり、お仕事帰りの方も何人か来られました。「今月もあと少し。元気をもらえました。」という声もあり、主催者冥利につきる感想も聞くことができました。

 

ちなみに、今回は新しくお越しいただいた方が3名。計9名の参加がありました。20代から50代までの多世代の参加もあり、男女比では女性が5名男性が4名の参加がありました。

新しくお越しいただいた方も引き続きぜひ、いつもお越しの方はまた引き続きよろしくお願いいたします。

さて、今回のお話会で印象に残っているテーマ「電車の優先席をどう使う?」をご紹介したいと思います。日々の私たちの葛藤に思いを巡らせていただけますと幸いです。

「精神障害の影響もあり外出の際に疲れがたまって座席に腰掛けたいことがあるけど、見た目にもわかりづらい障害だからこそ、他の乗客の視線が冷たく痛く感じる。みんなはどうしてます?」ある参加者のそんな投げかけから始まりました。

「ヘルプマークをつけていても、お年寄りの方が前に立たれると確かに気が引ける」

「かえって、面倒だから、優先席はつかわないです」

「座っていることを咎められるのは、本当に嫌だ」

「私たちだけ座っている理由を説明しなくちゃいけないのもなんかおかしいかなと思う」

「そもそも障害とか関係なく、本当に座る必要がある人が座れればいいよね。だから、一方的に責めるのはやっぱりおかしい」
それぞれが日々の行動や周りの視線を思い返し、素敵なコメントを寄せてくれました。
正しい、違うといったもちろん「正解」はないのですが、それぞれがそれぞれの言葉に耳を寄せるとても心地良い時間でした。

 


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次回以降の日程は以下です。

 

♪第13回お話会♪
日時:12月17日(日)13:30~15:30
会場:東京都障害者福祉会館 和室B
https://goo.gl/maps/UwzKGXRnPi52
対象:精神障害者当事者向け

♪第14回お話会♪
日時:12月17日(日)13:30~15:30
会場:東京都障害者福祉会館 和室B
対象:精神障害者当事者向け

♪第15回お話会♪
日時:1月21日(日)13:30~15:30
会場:東京都障害者福祉会館 和室A
対象:精神障害者当事者向け

♪第16回お話会♪
日時:2月18日(日)13:30~15:30
会場:東京都障害者福祉会館 和室A
対象:精神障害者当事者向け

【報告】 第11回 ポルケお話会 開催

10月29日(日) 13:30~15:30
台風真っ只中、第11回ポルケお話会が開催されました。

当初の予定のお部屋から前回人気を集めた和室へと変更できましたが、若干ワタワタしながらのスタートとなりました。

これから当日の模様を綴ります。

なお、当日いただいたリクエストで「ブログの記事内容についてもう少し詳細に記載してくれるといいな」というお言葉をいただきましたので少し具体的にしてみます。

長々綴りますので疲れたりしたら適当にお茶休憩したり、読み飛ばしたり、ご自由にお読みくださいね。

今回は9名の方々が参加されました。

お話ししたテーマごとに、以下のような内容の素敵な言葉をもらい、話し合いました。

テーマはあらかじめ決まっていたのではなく、話の流れでいい意味でアバウトに決まっていき、それぞれ自由にお話しする感じで進んでいきます。

<アイスブレーク>

自己紹介としてのアイスブレークは、当日の台風にちなみ、テーマは”雨”。

各自雨について一言いただきました。

雨の日でも図書館や映画、お気に入りのカフェなどなどお出かけしますという方が多かった一方、
雨の音は落ち着く、よく眠れるなど皆さんそれぞれご自分に合わせて過ごされているようです。

<食事について>

・おいしいものを食べたとき、幸せを感じる。

・おいしいものを食べられるなら、行列に並んででも食べたいと思う。

・おいしい=幸せ感につながらない。

・メンタル系のお薬は食欲増→体重増につながり、体重がだいぶ増えた。

<信頼できるドクターとは?>

・お薬ばかりで話をじっくり聞いてくれず、パソコンカタカタ打ちながら画面見てばかりでこちらを見ないお医者さんは信用できない。

・自分の訴えについてじっくり話を聞いてくれる人が合うと思う。

・自分の訴え全てを聞き入れ過ぎず、適度に「あしらってくれる」

…お医者さんから自分の症状について詳しく説明や対応をされすぎると逆に自分がその症状に当てはまろうとする傾向がある。

たいてい、訴えた症状のいくつかは次の受診の時までにはおさまっていることが多い。

・お医者さんでじっくり話を聞いてくれる人に出会ったことがない。

・お医者さんはある程度のお薬と、公的制度の利用やお休みをもらうために必要な書類を作成してくれる人だと思っている。

・今の主治医はなんとなく安心感を持てるお医者さんなので自分には合っているのだと思う。

・結局は自分と”合う”と感じるか、”合わない”と感じるかなんだと思う。自分に合う主治医を探すうえである程度のドクターショッピングは

責められるものではないよね。

<家族との関わり方>

・家族全員には自分の病気を明かしていない。

・親が自分の病気に対して過度の干渉をせず、自分の趣味などをもって楽しんでいてくれていたのがありがたかった。

・当事者の家族がどんなことを普段感じているか、知ってみたいなぁ。

・治療を進めるにあたり、家族とどのように家族とかかわっていくのかは大切なこと。

<締めくくりの感想>

・当事者を知らない人が多い中、そのことに絡んでも当事者会はとても大切だと思う。
よりこういった会が増えることで理解してもらえるようになったらいいなぁ。

・お話会は話すトレーニングになる。普段あまり人と話さないので、人と接することっていいな。

・通院、服薬だけでは良くならない。プラスαで当事者会などに参加していろいろな人とかかわることで寛解を目指したい。

以上、今回のお話会の内容でした。

 

お話しされたすべての内容は記載せず、個々のプライバシーに触れない部分でいただいた言葉を綴りました。

上の内容をみても、お天気や食事、お医者さんや家族に対しての思いは人それぞれ違うのがわかると思います。

「あ、自分もそう思う」や「わたしはこう思うな」など、こちらの記事を読んで思いを巡らせてもらえたり、

ポルケやお話会に興味を持ってもらえたり、今後のお話会にお越しいただけたりしたら、ハッピーにおもいます。

最後に、ポルケのお話会の対象についてお伝えがあります。
今回始まって以来でしたが、親の立場で参加をされた方がいました。進行の途中であったことと参加者の全員の了解をもとに参加していただき、特別バージョンとして実施をしました。
結果的には今回もトラブルなく、良い場になりました。
しかし、私たちとしては、障害当事者に限定したからこその安心した空間で、普段話せないことも気兼ねなくお話できる場づくりを大切にしていきたいと思っています。
ご当人に了解のもと、今後もお話会は参加対象を精神障害当事者に限定させていただきました。(なお、ポルケでは、当事者の定義を精神障害当事者は、精神科医療サービスや福祉サービスの利用者、過去の経験も含むと暫定的にしています。)

なお、今後の活動の発展の中で、当事者だけではなく親の立場の人たちの交流の場も持てればと思います。

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次回、第12回お話会の予定は、こちらです。

日時:11月27日(月)18:00~20:00
会場:東京都障害者福祉会館和室B
対象:精神障害者当事者向け

週末は会場が満室で平日夜の開催です。

次回もゆるーい穏やかな和室です(^^♪

~今後の予定~

♪第13回お話会♪

日時:12月17日(日)13:30~15:30
会場:東京都障害者福祉会館和室B
対象:精神障害者当事者向け

【報告】第4回お話会 開催報告

2017年1月29日、東京都障害者福祉会館にて、第4回お話会を開催しました。

今回もご参加ありがとうございました。

1枚目の写真は、今日のタイムテーブルです。
様々な団体が顔を連ねています。
この一団体としてポルケも入っていると思うと嬉しい限りです!

本題に入ります。主に出た話題です。

【前半】

・医師による誤診があり、その期間自分に合っていない薬を処方されていた。
・精神科の薬を飲むにあたって、心がけるべきこと。また飲まない人への説得は?
・精神障害者であることにより、こんな酷いことを聞かれた。
・どこまでが「障害」か「性格」なのか。
・睡眠導入剤の効き方、また耐性について。
・仕事をするにあたって、気をつけていること。

【後半】

・病院に関して
医師が精神保健指定医を持っている所が良いとのお話が出ました。
しかし、昨年は指定に関する不正もあり何を信じてよいのか分かりませんね。

今日もたくさんの意見をいただいたり、貴重なお話を聞くことができました。
ありがとうございます。
また来月もみなさまにお会いできることを、楽しみにしております。

次回予定
2017年2月17日(金)18:00~20:00
会場:東京都障害者福祉会館E集会室

Facebookページ:https://www.facebook.com/porquejapan/からお申込できます。

【報告】 第3回 お話会 開催

2016年12月17日、東京都障害者福祉会館にて、第3回お話会を開催しました。

今回もご参加ありがとうございました。
話題としては…

オープンで働くメリット・デメリット。
クローズで働いたほうが良いケースも
あるのではないかという話になった。

具体的には
・オープンの意味がない会社が存在する。
・クローズだと体調を崩した時「風邪です」などと言うシーンもあることが大変。
・自分の障害について打ち明けられない場合もある。

また、合理的配慮について
「サポートしてください」と言わなければならないのは
おかしいのでは?

ハローワークで精神障害者の場合
「医師の診断書」が必要ということは、おかしいのでは?

そして、友人に障害について伝える時、どうすべきか?
自然と言える関係であるので、問題ない。

議論が盛り上がり、予定時間より大幅に延長しての開催となりました。
またみなさまにお会いできることを楽しみにしております(^^)


次回予定
日時:1月29日(日)13:00~15:30
会場:東京都障害者福祉会館E集会室