【報告】第34回お話会開催

2019年9月1日(日)

@東京都障害者福祉会館 和室

雨が降りそうな曇り空。まだまだ夏の陽気の蒸し暑い日。

この日は16名(初参加3名)の方々が集まってくれました。

今回もお話したいこと、聴きたいことがある方からテーマを集める形で進行です。

自分の体調管理、どうしてる?

常日頃の体調管理は、我々障害当事者の悩みの種。

試しにここ最近の体調は良好か下降気味か、参加者の方々に挙手してもらいました。

結果、良好な方が少数。下降気味な方が多数でした。

 

<下降気味の方々の声>

  • 睡眠管理不足による寝不足と過眠が混ざっている
  • 睡眠が不安定なので本当は仕事がしたいのにできる状態じゃない
  • 過眠で体力は落ち、その結果気分も落ちている悪循環
  • 起床時に気持ちが落ち込んでいる
  • 転職活動の中で色々な思考が出てきて混乱
  • 暑さ、忙しさ、受験などで心身ともに疲労

<良好の方々の声>

  • 生活習慣が乱れてるけど活動的で元気
  • 睡眠がとれていることで気分もよい状態で循環できている
  • 不安を受け入れることができるようになった
  • しんどくて動けなくなる日もあるが元気な時は元気だからうれしい

 

受験や転職活動などのライフイベントが体調に影響を与えることはしばしばあります。

また、睡眠が不安なのせいで仕事をする状態にはなれないなど体調が生活に影響を与えることも。

睡眠が体調のバロメーターであり、睡眠と起床のサイクルを一定にできると気持ちも身体も安定しやすいとよく言われてはよく言われています。本来なら睡眠のリズムについて気を付ければ体調も安定するとは思いますが、それに加えて季節や気候の変化+ライフイベントなどが重なることでそのサイクルを保つこともなかなか難しいのです。

<体調降下の時の対策>

  • 体調が良くないときは、自助会でお話しすると気持ちが楽になる。
  • 体調が落ち着くまでSNSの利用をストップ。
  • ストレス発散のために始めた趣味が上達していけてることがうれしい。

当事者会で気持ちを語ることやストレス解消になる趣味をすること=自分の中にため込まないこと

SNSから距離を置く=外部からの刺激を受けないようにすること

自分の内面の膨張と、周囲の環境に反応する自分。なんだか膨らんだ水風船みたいだなぁと、自分自身に感じることが多いです。

状況によって自分の中に溜まったものを外に出すことが難しい場合や、避けられない周囲からの刺激もあるので、こちらも自分の中だけでコントロールできないもどかしさを感じます。

メンタルの調子を崩した友人への声掛け

参加者の方の中の一人から、こんなお話が。

「仲良しの友人が心身ともに調子を崩していてどんな接し方、どんな声を掛けたらいいでしょうか」

自分の大切な人が調子を崩した時、こんなことをするよ、とそれぞれの参加者が教えてくれました。

  • お出かけに誘う
  • 出かけられないときは枕元にそっとおかしを置いてあげる
  • SOSがきたら、「よく連絡くれたね」と声をかける
  • 焦らせない、だまっていっぱい話を聴く
  • 金銭面の不安があるときは公的な制度について一緒に調べる
  • やさしさの意味合いを込めて放置
  • 医療以外で回復を図る選択もあることを伝える(カウンセリングや整体・マッサージや話を聴く、自助会もあるよ)

参加者のお話をきいて思ったのは、それぞれの方がその人のことを想って「してあげたこと」、そしてご自身が不調な時に「してもらったこと」も心の中で蓄えられているんだろうな、ということです。

私も体調がつらかった時に周りの人たちがくれた色々な暖かな気持ちが、今も自分の心の中で宝物になっています。

つらい気持ちも聴けるし理解できる。こういう時こそ我々当事者が真価を発揮するのだと思います。

自分にとって大切な人ならなおさら、気持ちに寄り添える。「一人じゃないよ」って、言えるのです。

満員電車や人混み

「満員電車がとても苦手です。どんな克服法がありますか?」

  • 早い時間の電車に乗る
  • 認知行動療法や森田療法で少しずつ慣れていく
  • 自分で耐えられるラインを探る(どの時間帯、どの路線なら耐えられるのか)
  • いつも乗っている電車では早く降りる人を覚えていつもその人の前に立つ
  • ヘルプマーク所持  …etc

みなさんたくさん工夫されたり努力されたりしているのですね。満員電車のつらさ、本当につらいですよね。。

 

 

 

 

本人の工夫や努力だけでなく、何らかのサポートやサービスがより普及するといいな…と感じました。

精神障害当事者も利用可能である移動支援サービスはあるものの、実際に利用するには条件も多かったり対応可能な事業者が少なかったりなど難しい点が多いです。

今後、もっと柔軟に対応可能なサービスとして発展していって欲しいと思います。

出かけたいときに出かけられるようになることで我々当事者の世界はもっと広がるはずで、それは社会にも良い風が吹くことにつながるのではと、個人的には思うのです。

おわりに

今月も終始穏やかな雰囲気でした。

お話会の冒頭、今までのポルケのお話会や活動に参加した中で印象深いことについて尋ねたところ、こんなお答えをいただきました。

  • 急遽お話会のとき、みなさんで東京タワーへ歩いた時がとてもよかった
  • 色んな人がいて、ひとりじゃないな、あたたかいな
  • 自分の症状と同じようなことを話す参加者がいて少しほっとした

ポルケのお話会はこんな会です。

参加に迷っている方々も、いつかお会いできることを楽しみにしてます(^^)/

(ともちん)

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