【ご報告】超福祉展ー精神障害って特別? シンポジウム登壇いたしました

超福祉展のシンポジウムでお話をさせていただく機会に恵まれました。

超福祉展、正式名称「2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展」

→思わず「カッコイイ」「カワイイ」と使ってみたくなるデザイン、大きなイノベーションを期待させてくれる「ヤバイ」テクノロジーを備えたプロダクトの展示・体験に加え、従来の福祉の枠に収まらない魅力的なプレゼンターたちが登場するシンポジウム、多彩なワークショップなど、さまざまな企画を展開してきました。(ホームページより)

 

 

企画ブースやシンポジウムなど色とりどりの企画が連日行われていました。


▲バービー人形!


今回登壇させていただいたシンポジウムのタイトルは、「精神障害者って特別?〜精神障害+IT+アート+α」

インクルージョン施策の中でも、最も取り残されがちなのが、精神障害を巡るアクセシビリティー。しかし、SDGsの優先課題にもなった精神的ウェルビーイングの促進は、これからの時代を牽引する重要なキーワードでもあります。IT・若者・協力・アートが生みだすイノベーションの視点から、現在地とこれからを考えます。

という企画趣旨でした。

日本マイクロソフト社の取り組み

日本マイクロソフトの大島さんからは、「Seeing AI」や「AirText」などのマイクロソフトが開発したテクノロジーのご紹介がありました。

視覚障害を持つ人たちの生な経験に基づいた製品紹介はワクワクしながら聞いていました。

たとえば、Seeing AI。
文字を読み取るだけではなく、人の感情を読み取るという機能には脱帽でした。
相手が無言で聞いてると確かに、本当に聞いてる?とか眠そうじゃない?とかありますよね。
視覚障害の人が、なかなか直接聞けなかったところを「情報」として保障していく画期的なものです。

もうひとりのシンポジストの菅田さん(東京大学の学生さんで視覚障害の当事者)からは、実際に学生生活で利用するテクノロジーの利便性や今後の期待についてのご発言もありました。

精神障害分野でのテクノロジーへの期待として、AIを活用し意思決定に対するサポートについても私からは述べさせていただきました。


▲マイクロソフト社の取り組み

EMPOWER Project

制度・仕組みを変えるためにも、そして制度・仕組みを変えたあとにも意識を醸成する草の根の取り組みが重要です。

EMPOWER Projectは、協力者カミングアウトというユニークな取り組みを行っています。
障害者であればヘルプマークというように、助けを求める側が常にそのスタンスを求められてきました。
しかし、そういう関係性は少しいびつな関係を障害があるひとと障害がない人にもたらしかねません。
プロジェクトは、逆転の発想で助ける側が積極的に発信をしていこう!としてマゼンダスターを広める活動をしています。

プロジェクトは、障害の社会モデルやSDGs10の不平等の解消といった、近年の国際的にも重要とされている価値をベースに、多方面での啓発活動をされています。


▲EMPOWER Project共同代表の飯山智史さん(左)

 

これからどうする?

今までは、超福祉展でもなかなか精神障害のことを扱うことは少なかったようです。
私からは活動の紹介とともに、精神障害の置かれた社会課題について言及させていただきました。
司会の井筒先生の素敵なコーディネートもいただきました。

EMPOWER Projectのような啓発プロジェクト、AIなどの革新的なテクノロジーやアートなど多面的・多層的な作用がより良い相乗効果で世の中を良くしていけるといいですね。

そのような旨で締めくくりのお言葉もいただきました。



▲登壇者の集合写真(^^)


なお、当日の模様は下記のYouTubeからもご覧いただけます。


ご来場いただいたみなさん、ありがとうございました。
普段見慣れた顔があるとどことなく安心するものですね。
また、久しぶりの再会もあり、貴重な機会となりました!

これからまた新しい取り組みが生まれていけたらと思います。
引き続きよろしくお願いします。(文:山田)

 

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