【ご報告】第44回お話会 / コロナ禍の影響はまだ続く、、当事者同士の語り、いいね!

【ご報告】第44回お話会 / コロナ禍の影響はまだ続く、、当事者同士の語り、いいね!

2020年7月19日(日)@東京都障害者福祉会館実施のお話会の取り組みをご報告します。コロナ禍の影響はいまだに続く今日この頃です。4月、5月は中止となりましたが、6月以降から再開しています。

今回は14名(うち初参加者3名)の方々にご参加いただきました。お話したいこと、聞いてみたいことのテーマをもとにして、会を進行するのですが、その一部を紹介させていただきます。

■当事者同士の語り、いいね

それぞれの近況を話す中で、日々の体調を話す時間がありました。その中で印象的だったのは、日頃は「死にたい」などのようなことを話したら嫌われるのではと思い、ネガティブな気持ちは胸のうちに抑えているという方の体験談。コロナ禍の影響で、不安やストレスもあるのだけど、自分だけそれを口にするのはという「自制」も働いていたようです。当事者会に参加して、気兼ねなく同じ当事者同士で話すことそれ自体で、心が軽くなるとも話してくれました。主催者冥利に尽きる言葉で、とても嬉しく思いました。

 

■家族との関係について

家庭内のことは、なかなか言いにくいこともあるものです。精神障害の当事者という立場もあると、なおさらのことです。パートナーとの関係に、大なり小なり悩んでいる人からの語りもありました。家族とのことを口にする中で、自分の中での思いに気づけたという言葉が印象的でした。

パートナーしかり親も含めて。愛する家族がゆえに日々のことで悩んでいる方も多いようです。「ちゃんとしなきゃ」と思いと裏腹に、家事や仕事ができない自分を責めてしまう、許容してくれているパートナーと思ってたけど、これは甘えなのかな、そんな言葉もでてきました。

「答え」はそれこそでないことですが、ときには吐き出すことで保てるものもあるような気がします。コロナ禍の影響で、家族との時間が増えたという人も多いです。ハッピーな話だけではなく、、時にはひとりの時間も大切ですね。意識的につくるのも大切かもしれません。

 

 ■ やまゆり園での事件から4年

翌週には相模原市障害者施設殺傷事件から4年が経過しようとするところでした。この事件から、入所施設の問題を話したいという呼びかけをしてくれた方がいました。

このテーマの延長から、精神科病院での入院経験者から体験談をお話する機会になりました。入院経験がある人もない人もそれぞれの経験に耳を傾ける時間となりました。

入院したくないのに入院するということは、やはりしんどい経験でした。
私も、もう入院は懲り懲りです。
各自の体調の向き合い方とは別に、強制入院の問題は人権問題です。
地域で暮らす私たちも忘れずにいたいことです。

やまゆり園事件については、下記のように『福祉労働誌』に寄稿する機会をいただきました。もしよろしければ、お手にお取りください。

【ご紹介】福祉労働167号に寄稿しましたー特集:津久井やまゆり園事件が社会に残した「宿題」

 

■終了後には写真展企画とアンケート調査

お話会終了後には、写真展企画の撮影とDPI日本会議さんからアンケート調査を受けました。

「みんなで楽しもう! 映画上映会」開催に向け、障害当事者の方に映画館で困っていること、改善してほしいことを伺うアンケート調査を行っているようです。精神障害や発達障害の立場から、映画館での困っていることや改善してほしいことなど生の声をお届けしました。

アンケートの終了後、メンバーからは「映画館のバリアフリーを通じて、改めて自分たちの障害の困りごと(社会的障壁)を意識する機会になった」「他の障害分野の人達の交流も大切」といった旨の感想も聞こえてきました。私たちも勉強になりました。DPI日本会議さんでは、来年1月にバリアフリー映画上映会を予定されているようです。楽しみごとを通じて、自然と交流が生まれる素敵な場づくりに期待しています!

 

写真撮影は、柴田大輔さんに協力いただきました(^^♪

(撮影用でノーマスクです・笑)

▽柴田大輔さん(フォトジャーナリスト、フォトグラファー)のホームページ
https://www.daisuke-shibata.com/

(山田)

 

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