台風19号被害に関する意見交換会(内閣府)に参加しました

内閣府政策統括官(防災担当)付参事官(被災者行政担当)との意見交換会に、日本障害フォーラム(JDF)加盟団体の全国「精神病」者集団のメンバーとして参加しました。

2019年10月の台風19号被害は記憶に新しいところではないでしょうか。

国の動きでは、中央防災会議 防災対策実行会議において、令和元年台風第19号等による災害からの避難に関するワーキンググループというものが立ち上がり、今後の自然災害からの避難の在り方等についての検討が行われているようです。

他のエリアの意見を参考にして以下の点をお伝えしました。

・台風による気圧の影響で体調を崩す者も多いが、一部報道では台風到達前に過剰に不安をあおるものがあり、健康に悪影響を及ぼした当事者もいた。当事者のことを想定して、避難を促す報道の配慮の在り方についても今後検討する必要がある。

・要避難者名簿のプライバシーの扱いの問題に不安の声が依然として多い。また、有用性が感じにくい。

・福祉避難所の運営など各自治体の取り組みで課題も見つかっている。(避難所開設の情報発信、避難の流れなど)

・学校避難所のバリアフリーや受け入れ態勢など日頃から備えるための情報公開をもっと広げてほしい。

なお、当会では来年度にシンガポールのマーシーリリーフ財団から助成をいただくことができました。
大田区周辺の台風19号の被害に関連する障害当事者の声をレポートにまとめてまいります。(山田)

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